改造関連の用語説明

記事の方法を試す前や質問をするまえに必ず下記リンクを見てからにしてください!
このブログについて
http://yyoossk.blogspot.jp/1970/11/blog-post_24.html


素人が自分なりに調べてまとめたものなので、その道のプロから見れば間違ったこともあるかもしれませんがご了承ください
エンドユーザー的にはざっくりでおおまかに知っていればよいと思うのでさらに細かく書く気はありません
大体の雰囲気が分かればいいという程度だと思います
改造するため、故障させないためというような最低限のものしか載せないので、強く拘りがある人で、もっとこう書くべきだというような助言はある程度ならいいですが深くまでいくとキリがないので相手にしない場合もありますがご了承ください(というかうざい、黙れ、よそに行け)
そういった方はご自分で詳しい内容の記事を書いていただければこちらからリンクします

工場出荷時に戻す(初期化する、ファクトリーリセット、factory reset
購入前の状態に戻すこと
主に改造した本体をなんらかの理由で改造前に戻したい場合に行うことが多い
これは本当によくないことですが、一度改造した本体を店に売りたい場合や、オンラインにBANされずに接続したい場合など
スイッチではこれを行っても改造した痕跡が残ったままになるので、改造前にNANDをバックアップしておく必要がある

海賊版
ネット上でゲームのバックアップが違法アップロードされているもの
その違法アップロードのゲームをダウンロードして所持している人を割れ(warez)という
完全に違法なので海賊版がらみの質問はこのブログでは一切受け付けない上、このブログを観覧できないようにipBANを行います

改造代行
改造を他人が代わりに行う行為
うちのブログでも募集したり、自分に頼もうとする人がいましたが、これは完全に違法行為です
そのようなコメントをした人はこのブログを観覧できないようにipBANを行います
ネットで行う人がいましたが実際に逮捕されています

マ〇コンとフラッシュカートの違いについてと違法性

dev(developer、ディベロッパー)
開発者のこと
CFWや自作ソフトの開発者

エンドユーザー(end user)
開発者ではない
開発者が作成したCFWや自作ソフトを利用している自分たちのような一般ユーザー

ハード・ソフト
ハードは本体など物理的なものを指す場合が多い
ソフトはプログラムやosなどソフトウェアー的なものを指す場合が多い

ハードブリック(本体の物理的な故障)、ソフトブリック(ソフトウェア的な故障)
ハード的、ソフト的

ブリック(brick、故障)
壊れること
ソフトブリックはソフト的に壊れた状態で起動するために必要な重要なファイルが破損してしまうことが原因
NANDのリストアなどで修復することが可能
ハードブリックはゲーム機自体が物理的に故障
有名なのはXBOX360とPS3のYLODなど
GPUの基盤が半田クラックを起こして接触不良になることが原因で起こる
もちろん本体を落としたり、水没させたりして基盤が壊れるのもハードブリックといえる

ブラックアウト
画面が暗いままで動作しなくなる症状
主に改造を行ってソフトブリックした本体に起こる

CBOMB

ウィルスプログラム(破壊自作ソフト)
3dsでは日本人が作成した本体を破壊するプログラムで、日本人数名が特定の相手の本体を実際に破壊する行為があった
switchではポケモンなど、ビッグタイトルが発売される直前にフラゲしたい人を釣るために本体を破壊するNSPをポケモンの海賊版と偽ってばらまかれた事件があった
海賊行為は言うまでもないが、本体を破壊するプログラムを作った方もかなりまずい
両者とも悪事を働くゲーマーを粛清しようとした動きだが、毒をもって毒を制するようなもの
switchの破壊nspは、自作ソフトのnspとしても偽装できるのでとても厄介なものである
https://yyoossk.blogspot.com/2018/09/3dscia.html
https://yyoossk.blogspot.com/2018/11/nsp.html
ps4でもありました
https://yyoossk.blogspot.com/2021/10/ps4cfwhen.html

フェイク(Fake、偽物)
フェイク動画など
PSPの時代にもあった行為
新しいバージョンを改造できた!や、最新バージョン対応のCFWという内容の画像や動画が横行していた時期があった
PS4はいまだにフェイク動画が多い
ウィルスを仕込ませているファイルや、リンクに繋げるものもあるので注意
上記で紹介した、ゲームに成りすませた本体を破壊するプログラムを配布したりする場合もある
情報収集するなら大手のサイトのみ頼った方がいいと思います

BAN(バン)
不正行為を行うとオンラインストア(任天堂系で言えばeshop、PS系でいえばpsストア)やオンラインプレイなどのオンラインサービスを利用できなくなる
不正行為というのは改造した本体でオンライン(CFWやHEN)、オンラインでチート、オンラインで改造したセーブデータを使用するなど
基本的にこのブログで紹介するものは不正行為にあたるものばかりなので、何が起きてもすべて自己責任で
オンラインサービスは先ほど紹介した以外には、本体のアップデート、ゲームのアップデートなども利用できなくなるハードもある(ニンテンドースイッチ)
ハードによってBANの程度は異なるが、主に
アカウントBAN(又は垢BAN、アカウントを切り替えるとオンラインサービスを使用できるようになる)
本体BAN(本体を買い替えない限りオンラインサービスを利用できなくなる、コンソールidを変更すれば回避できるが、ニンテンドースイッチは仕組み上コンソールidを変更することができないため不可能)
ipBAN(その家でオンラインサービスを利用できなくなる)がある
BAN予防としてはcfwでオンラインに繋げない、EmuNANDを使用する、オンラインでチート、改造したセーブデータを使用しないなど
ニンテンドースイッチは様々なBAN対策が存在する
PS系でいえばvita、ps3から新しいハード
任天堂系でいえば3ds、wiiuから新しいハード
で行われるようになった
BANされるとオンラインサービスは受けられないが、オフラインでゲームなどは今まで通りに行うことは可能
ただし、ニンテンドースイッチでは改造の痕跡が残っていると公式で本体の修理を受け付けてくれないなどということもあった
https://yyoossk.blogspot.com/2019/05/blog-post.html
その他にBANされると、いくらオンラインにお金をつぎ込んだからといって、残高が残っていたといってもお金が戻ってくることはない

バックアップ(Backup、ダンプ、コピー、複製、rip、ripping、リップ、リッピング、吸出し)
ゲームソフトのコピー
NANDファイルのバックアップ

リストア(restore)
復元
セーブデータをリストア

インポート
外部ファイルを取り込むこと

移植(Port、ポート)
主にゲームの移植を指す
別のハードのゲームをエミュレーターを介してではなく、そのハード専用ゲームとして起動できるように起動できるようにする
例えばアンドロイド用のゲームをニンテンドースイッチに移植
特定のニンテンドー64のゲームを様々なハードに移植
など

変換(convert、コンバート)
ファイルの拡張子を変換するといった感じで使用する
主にバックアップしたゲームのデータの形式を別の形式に変換するなど
例えば
ROMデータ(PSP、PS3で言えば.ISO、3dsで言えば.3ds、switchで言えばxci)
から
インストールしてホームから直接起動できるもの(PS3、PS4で言えば.pkg、3dsで言えばcia、switchで言えばnsp)
に変換するなど

抽出(Extract)
ファイルの中からさらにファイルを取り出すこと
例えば
レトロゲームを収録している特定のゲームのバックアップから、BIOSやゲームのROMを抽出
本体のアップデータからフォントファイルやbgmなどを抽出
ゲームのバックアップからBGMや動画、テクスチャなどを抽出

分割&結合(マージ、merge)
一つのファイルを複数のファイルに分けることを分割という
例えば、ゲームのバックアップなどはfat32形式でフォーマットされた記録メディアには4GBまでの容量のファイルしか入らないため、分割して保存する
複数のファイルを一つのファイルにまとめることを結合という
分割で例にあげた、ゲームのバックアップなどを分割したものをもとの一つのファイルに戻すために結合する

クリーンROM
普通にバックアップしたゲームのデータ
任天堂系でマジ〇ンが流行った時代にクリーンROMでは起動しないものがあり、そのマジ〇ンで起動できるように改変する必要があった

バックアップローダー又はISOローダー
ゲームのバックアップデータであるROMファイルを読み込んで起動させるもの
pspでよくこの言葉を目にしました
ISOローダーに複数種類があり、ゲームの起動率や読み込み速度などが変わりました
最近のハードではあまり見かけませんが、ps3のwebman modはisoやbinファイルを読み込みマウントできるのである意味バックアップローダーかも
もちろん非公式
PS系のPSNや任○堂系のeShopなど、オンラインショップから購入してインストールし、ホームから起動するものと同じようにゲームのバックアップを変換して公式の機能を利用して起動させるものとは異なる

ゲームのバックアップデータの主な種類
ゲームのバックアップデータはROM(ロム)とインストールしてホームから直接起動できるものと二種類あります
ROMデータはローダーを介して起動しないといけません
例えば
PSP、PS3で言えば.ISO、3dsで言えば.3ds、switchで言えばxci
インストールしてホームから直接起動できるものというのは例えば
PS3、PS4で言えば.pkg、3dsで言えばcia、switchで言えばnsp
これはpsストアやeShopからダウンロードするゲームと同じ
ROMデータ、本体にインストールしてホームから起動できるものの形式は相互に変換できるツールが大抵存在する
BAN対策としてROMデータの方をローダーを利用して起動した方がよいが、ホームから起動できる方が楽なので、どちらを使用するかは人によっては分かれる場合が多い

ゲームのバックアップデータの圧縮
pspから広く広まったもの
主にISOファイルの圧縮など
WiiやWiiU、switchでも同じようなものがある
主なメリットは容量の削減
pspでは読み込みが遅かったり起動率が悪かったり弊害がありましたが、switchの場合それらのデメリットはなく、むしろ起動率は問題ない上、読み込み速度が速いようです
NSZに関してもインストールがNSPよりも高速とのこと

バックポート、ダウンポート(Backport、Downport)
主に古いバージョンの本体でも新しいバージョンを要求するゲームを起動可能にするもの
PS系のハードで流行った
switchなどのように新しいバージョンの本体が次々改造できるハードとは違いPS4などのように特定の古いバージョンしか改造できない場合に新しいゲームを起動することを目的として使用される

リダイレクト
何かのファイルが作成される際に別の場所にも保存する仕組み
例えばvitaではセーブデータをゲーム内で保存する際にそれとはまた別に暗号化されることなく別の分かりやすい場所にセーブデータを保存するプラグインがあった

Fowarder
PS系で言えば直接本体にインストールする自作ソフトやゲームのpkg
任○堂系で言えばciaやnsp
などとは違い、基本的にhbmやhbc、エミュレーターからしか起動できないものをホームから起動できるようにするもの
例えばエミュレーターで起動するゲームをそのエミュレーターを介してホーム画面から起動できるように加えられる
最近で言えばswitchの自作ソフトnspなどが該当する
retroarchを介してゲーム単体をホーム画面に追加して直接起動できるnspの作成も可能

ツール(TOOL、ソフトウェア)
PCで使用するソフト
ゲーム機本体ではできないような様々な機能がある
使用方法の注意
https://yyoossk.blogspot.com/2019/09/pc.html

自作ソフト(Homebrew、hb、自作App、自作アプリ、アプリ)
ゲーム機本体で使用する非公式のソフト
公式にはないエミュレーターや様々な機能がある便利なソフトがあります
基本的に動作させるにはゲーム機本体の改造が必要だが、PSPのように公式の署名を使用できるものは改造していなくても起動できる

日本語化ファイル
自作ソフトなどは主に海外で開発されるため、英語が多い
それを日本語表示できるようにする日本語化ファイルというものがあり、そのファイルを導入すると日本語で表示されるようになる
自作ソフトの中には多言語に対応するものもあり、言語ファイルを翻訳することで日本語化ファイルを導入しなくてもよいものもある
自分も主にスイッチですが翻訳しています

チート(チートコード)
ゲームを起動しながらさまざまな数値を変更できるためセーブデータの改造だけではできないことが可能
例えば無限ジャンプや経験値2倍など
オンラインでは絶対に使用しない事!
https://yyoossk.blogspot.com/2018/10/mod.html

MOD
ゲーム本体そのものを弄るファイル
チートと同じようなこともできるが、主に
テクスチャ
BGM
画質変更
などができる
ある意味更新データと同じようなものでPS4ではMODを更新データとしてインストールする方法が実際に存在する
ゲームの中にはPCで扱える形式のファイルがあるためチートコードのサーチよりも簡単に自作しやすい
オンラインでは絶対に使用しない事!
https://yyoossk.blogspot.com/2018/10/mod.html

MOD Chip
MODと付きますが上記のMODとは違いハード的なもの
本体を分解して基板(チップ、chip)などを取り付けることにより機能を追加・拡張するもので昔から色々なハードにありました
例えば本体にLEDを仕込んで光らせたり、hddやsdカード、フラッシュメモリを内蔵したり
pc用の内蔵hddを追加したりなど
PS3やXBOX360、最近ではswitchではCFWを導入することをメインにしたmodchipが主流になりつつあります
switchでは下記リンクでもあるようにメーカーが裁判を起こしたりなど、粛清されつつあるので今後、CFWの導入をメインにしているMOD Chipの取り扱いは厳しくなってくると思います
https://yyoossk.blogspot.com/2020/05/blog-post.html?spref=tw

セーブエディタ(save editor)
セーブデータを改造するもの
本体で直接起動できる自作ソフトもあればPCで起動するものもある
ステータスの変更
アイテム追加
などがある
例えば、ポケモンでは伝説の最強のポケモンを追加したり、アイテムを全て入れたりなど
ただしDLCは購入して導入していないと追加されるアイテムなどは表示できない
オンラインでは絶対に使用しない事!
https://yyoossk.blogspot.com/2018/10/mod.html

エミュレーター(エミュ、Emu、Emulator)
ゲーム機本体で動くものとPCで動くものがある
ゲーム機のハードの環境をソフト的に再現することでハードに関係なく古いゲームを起動して遊ぶことが可能になる
例えばswitchでps1やドリームキャスト、pspを遊ぶことが可能
もちろんPS2やPS3のように性能が高いものや再現しにくいものはいくらそのハードよりも後に発売されたからといって3dsやswitchでは性能が足りないため簡単に起動できるものではない
エミュレーター自体にチートの機能や途中セーブなど便利な機能が搭載されているので実機で遊ぶよりもお勧め
また、hd化など実機よりも高画質表示できるものもある
ゲームを遊ぶにはゲームのバックアップが必要になる
PCでバックアップできるものもあるし、実機で改造してバックアップする必要があるものもある
https://yyoossk.blogspot.jp/2017/11/blog-post_13.html
エミュレーターの種類によってはBIOSが必要なものもあるためそれも合わせて吸い出す必要がある
https://yyoossk.blogspot.com/2017/11/bios.html

JIT
switchのエミュレーター関連で聞き始めた言葉
これに対応したエミュレーターの動作速度が飛躍的に上がることがあった
例えばswitchでndsエミュ
なのでエミュレーターの名前にJITが付いたり、対応したというのを目にしたら他のエミュレーターより動作が早いと思ってもらってもいいかも
https://ja.wikipedia.org/wiki/実行時コンパイラ

RetroArch
マルチエミュレーター
これ一つでさまざまなハードのゲームを起動可能になる
一種類のハード専用のエミュレーターと比べて様々な機能が使用可能で、いろいろなハードで起動可能なエミュレーター
操作方法やメニューなどハードが違ってもほぼ同じなので分かりやすい
これまでRetroArch自体はPS2、PS3、3DS、Switch、WiiUなどのハードでリリースされている
エミュレート対応ハードはRetroArch自体を起動するハードによって変わってくる
スーパーファミコンなど2dのレトロなゲームはほぼすべてのハードで起動できるが、PS3、PS2、PSPやドリームキャストといった3dのゲームは高性能なハードでないと起動できない
据え置きとしても携帯としても扱えるswitchは歴代でNo1といってもいいほどいろいろなハードのゲームを起動できるためおすすめ
もちろんRetroArchはPCで開発されているためPCで動かすのが一番いいとは思いますのでpcと比べてどうかなどといったコメントは全面無視します
導入方法はハードによって違います
こちらで紹介しているもの
https://yyoossk.blogspot.com/search/label/RetroArch

OS(Operating System、オペレーティング システム)
OSとは、そのハードを動かすためのソフトウェア
ハード全体を管理、制御して人間が使用できるようにする
PCで言えばWindowsやMac、Android、ios
OSが行うハードウェアの制御によって能力に違いが出る
情報処理力など直接影響が出てくる
つまり性能を決める根幹といってもよいもの

ファームウェア(Firmware、FW)
OSが起動するより以前の制御に関わるもので、装置の制御を行う

OSとファームウェアの違い
pcに本当に詳しい人でないと分からないとは思います(自分もさっぱり分からない…)
エンドユーザーはアップデートやcfwの導入の時くらいしか触れるものではないと思います
ファームウェアは機器の様々な機能を制御する
OSはユーザーが直感的に操作する画面を備えたソフトウェア

BIOS
さまざまな制御や管理などを行うプログラム
エミュレーターでゲームを起動するのに必要な場合があり、実機を改造などを行い吸い出す必要がある
https://yyoossk.blogspot.com/2017/11/bios.html

BIOSとOSの違い
https://wa3.i-3-i.info/word12418.html

HLE BIOS
BIOSと同じような働きをする偽BIOS
実機で吸い出すのが困難な場合、このHLE BIOSなら著作権的に問題がないため、対応しているエミュレーターが多い
BIOSを要求するものはこのHLE BIOSがないものだと思ってもいいかも
もちろん実機で吸い出したBIOSの方が起動率や動作などがよいので、吸い出す環境がある人はできる限り吸い出してください

ブートローダー(bootloader)
https://wa3.i-3-i.info/word15558.html
OSを読み込む前の部分だからこそ、ブートローダーをハッキングしてcfwを起動するというプロセスのようです
後述のColdBootハックとWarmBootハックと関連

チェーンローダー
ブートローダからブートローダをロード
たとえば3dsのfastboot3DSでは起動時のキーコンボを設定し、複数のペイロードを起動可能にしていました
switchでいえばhekate経由でさまざまなペイロードを起動するなど

NAND
記憶装置の一つでこの中にシステムファイルが入っている
そのためバックアップを取っておくと、改造していて不具合があったり、ソフトブリックなどが起こった際に書き戻す(リストア)ことで修復することができる
本体を分解してケーブルやmodchipなど取り付けてリストアできるが半田付けやプログラミングの知識が多少必要など初心者には敷居が高い
しかし、ソフト的に完全に破損したハードでも治せる可能性が高い
大半のハードはソフト的にバックアップしてリストアできるが、万が一セーフモードなどが起動できないほど破損してしまった場合には修復不可能な場合もあるため、ハード的にリストアするよりも修復できる可能性は低くなる
・sysNAND(sys、switchではsysMMC、sMMCと呼ばれることも)
EmuNANDが導入できるハードではEmuNANDと区別をつけるために使用される
本体そのもののNANDのこと
普通に起動した状態
OFWと混同しないように注意
3dsではbule nandとよばれることも
・EmuNAND(switchではemuMMC、eMMCと呼ばれることも)
起動するのに本体のNANDではなくSDカードなど別の領域にNANDのコピーを行いそれを使用して起動するもの
BAN回避のためバックアップやチート、modなどをEmuNANDで行ったり、本体を改造対策されたバージョンにアップデートせずにEmuNANDをアップデートして最新のゲームを起動するなどの目的で使用される
これは主に3DSやSwitchで扱われている
pspを改造したことがある人なら分かるかもしれませんが、timemachineやdevhookもある意味EmuNANDに近いものかも
・RedNAND(redirect NANDの略)
3ds、WiiUで出てきたもの
EmuNANDと同じようにNANDをSDカードから読み込むもの
EmuNANDが出てくる前の代替手段
実用的な利点はサイズが小さいことらしい
技術的な違いは、NANDセクター0の格納方法で、3dsではRedNANDとEmuNANDの相互変換が可能なツールが存在する
EmuNANDの方がバグがないらしいので、わざわざRedNANDを使用する必要はないかと思います

パーティション(partition)
一つのストレージ(記録メディア hddやssd、フラッシュメモリ、sdカードなどのこと)を物理的にではなくソフト的(仮想的)に分割すること
例えば二つに分割して普段使い用とemunand用に分割して使用することがよくある
他にはswitchで言えばotherosであるlinuxやubuntu、androidosなどシステムファイルを保存することも
それらはlinuxでしか読み込めない形式でフォーマットされたものでないと起動できないからだと思われる
emunandでわざわざパーティションを分けるのは、本体をOFWで起動しても読み込めないパーティションに書き込むことでBAN対策になるため

マウント(mount)
認識させること
普段PCでそのまま接続していては読み込めないものをマウントすることがある
例えばnand
修復のためにnandを読み込ませたりカスタムフォントなどシステムを直接書き換える必要がある場合にマウントする場合がある
何を勘違いしたのかブリックした本体を修復するためにnandをマウントするのではなく、sdカードをマウントしないといけないのでは?というとんちんかんな指摘をしてくる人がいました
自分が一体今何をしているのかよく理解してから質問する事

CFW(カスタムファームウェアー、Custom Firmware)
公式のFWを改良し、公式にはない機能を付け加えたもののことで主にCFWという言葉で使用される
これにより自作ソフトやバックアップの起動など公式では行えないさまざまな便利な機能が利用可能になるが、基本的に利用規約に反するため、ブリックしても修理を受け付けてくれない、BANなど公式のサービスを停止される事が多いので注意
PSPやPS3の時代にはCFWといえば恒久的(電源を落としてもCFWのまま)なのがCFWというイメージが強かったが、PS4ではHENと同じように一時的なものでもCFWと呼ばれていることがある
switchのAtmosphereやSXOSはまた少し意味合いが違うように思われる
そこまで意識するようなことではないと思います

OFW(オフィシャルファームウェア、Official Firmware)
何も改造していない普通に起動する公式のFW
公式のアップデータのことを指すことが多い
FW=OSではないが、エンドユーザーには同じようなものと思ってもよいかも
https://geekly.co.jp/column/cat-technology/1903_056/
switchでは公式のものをHorizen OSとよばれているのでCFWと呼ぶのはすこし違うかもしれません
CFWという言葉はPSPの時に出てきたもので、PSPはFWだったためそのままCFWと統一されたのかも

HEN(homebrew enabler)=LCFW(LiteCFW)
非恒久的(一時的)にCFWとほぼ同じ機能を利用できるようになる
CFWよりも開発&導入の敷居が低いため、最近ではこちらが主流になってきている
PSPやPS3でよく用いられてきたもの
PSPではLCFWと呼ばれていた
PS4のものはHENのような気がしますがCFWと作者は言っているようです

NoBD
PS3からみられるようになった言葉
BluRayドライブが欠品または破損している場合をいう
NoBDの本体はファームウェアをアップデートできないという問題が起こる
この問題を解決し、ファームウェアのインストール時に行われるいくつかのチェックを回避することで、最新かつ最高のファームウェアにアップデートすることを技術的に可能にするものが「NoBDアップデータ」と呼ばれている

devkit
開発機そのもの又は開発機用のOS(FW)を指す場合もある
主にcfwや自作ソフトの開発、exploit探しなどで開発者に利用される
市販のもの(retail、リテール)にはない便利な機能が搭載されているため改造可能な本体に非公式にインストールする試みがよくある
主にPS系の本体で個人でもインストールできるものがリリースされる
チート関連で便利な機能を追加できるため重宝される場合が多いが、機能の中にはブリックのリスクが高いものもあるため、初心者の方には導入することはお勧めしない

testkit
試遊のための本体(店頭に置かれるサンプルの本体)そのもの又は試遊のための本体用のOS(FW)を指す場合もある
市販の本体の機能が大幅に制限されている場合がほとんどで、特に有用性のあるものではないがロマン的なものがあるのかリリースされることがある
こちらも主にPS系の本体で個人でもインストールできるものがリリースされる

OtherOS
PS3で一時期流行っていた他のシステムのインストール
https://japanese.engadget.com/2011/05/08/ps3-linux-gameos-otheros/
公式でPS3にLinuxなどインストールする機能があったがなぜか途中で削除された
それをきっかけに改造して無理やりインストールすることが注目されていた
これはPS3だけでなくPS4、switchでも可能
特にswitchではLinux、Ubuntu、Lakka、Androidといった多くのものが移植されています
windows10の移植も一時期話があったが現在は停滞しているようです
OtherOSとは少し異なるがRetroarchのdosboxを使用すれば3dsやwii、wiiuなど様々なハードでwindows95、98など起動することも可能(実用性はなくロマン)
OtherOSを入れることにより、公式のOSでは起動できないようなエミュレーターが起動可能になったりする
例えばPS4でwiiやゲームキューブ、PS3、3DSなど
switchでは自作ソフトのエミュレーターでは存在しないwiiやゲームキューブなどがこれによって起動可能になる
OtherOSによって様々な可能性を広げられるため海外では注目されている

カスタムカーネル(custom kernel)
カーネルとは OSを動かしている核となる部分
cfwはカスタムファームウェアだが、例えばswitchのように horizon osと呼ばれるようにosですが、リリースされているのはcfwと呼ばれてます
ファームウェアとosは厳密には違いますがエンドユーザーから見ればほぼ同じようなものだと思ってもよいかもです
cfwはosに非公式なコードを入れて公式にはない機能を追加してます
そのcfwが弄っているosよりもさらに深い部分がカーネルだと思ってもいいと思いますが、このカスタムカーネルはそのカーネル自体を自作してしまうものです
ですのでおそらくcfwよりももっと自由に様々な便利な機能を搭載できるようになると思われます
しかしcfwとは違いさらに深い部分まで解析しないといけないため、開発には相当時間も労力も必要だと思われます
そのためかpspの時代に一度その話は出ましたが結果的に没になってます
これらのことからcfwよりもさらにすごいものがカスタムカーネルだと言っても過言ではないかもです

FTP接続
ネットワーク越しにファイルのやりとりが行える
PC、スマホからゲーム機本体にUSB接続を行わなくてもファイルをWifiやlanケーブルでネットワークに接続しておけば直接ファイルのやりとりを行える
PS4やPS3、wii、wiiUのような据え置きタイプではかなり便利

MTPサーバー
メディア転送プロトコル
主にスマホや音楽プレイヤーなどPCと接続してファイルのやりとりを行うもの
ゲームの改造ではswitchで主に使用される
本来は本体とPCをUSBで接続してもファイルのやり取りができないハードで、MTPサーバーを使用できる自作ソフトなどを使用すれば、本体に入っているsdカードなどを抜かなくても直接USBケーブルで本体に接続するだけでファイルのやりとりが可能になる
ただしswitchでは4gbまでのファイルと制限があったり、転送速度が若干遅いなど問題がある

オーバークロック
機器の動作クロック周波数を公式の設定値を上回る周波数にすること
処理速度を向上させられるが、バッテリーの消費速度と熱の発生率が上がる
ハードによっては本体の寿命を短くしてしまう危険性もあるため行う場合は自己責任で
https://yyoossk.blogspot.com/2019/05/blog-post_20.html
ゲームを起動していて読み込み速度がもともと遅いもの、ロードの時間が長い、動きがもっさりしていると感じたらオーバークロックを行うと変わることがあります
エミュレーターでも有効です
エミュレーターそのものの改良で動作が向上することがありますが、それでも限界があるため、オーバークロックして速度を底上げする目的で用いられることが多いです
オーバークロックはCPUとGPUが対象
RAM(メモリ)の使用量はまた別の話

アンダークロック
機器の動作クロック周波数を公式の設定値を下回る周波数にすること
処理速度は落ちるがバッテリーの消費速度と熱の発生を抑えることが可能になる
処理能力をあまり必要としないゲームに有効
注意
デフォルト以下にして長く使用すると導通が悪くなるようです
処理落ちの負担が本体にかかるためRAMチップの寿命が短くなるとのこと
結果的にはデフォルトが一番安定

RAM(メモリ、メインメモリ)
CPUが何らかの処理を行った場合に使用する作業用の記憶装置
電源が切れるとそこに書き込まれたデータは全て消える
よく例えられるのがRAMは机の広さで、机が広いほど作業効率が上がる
なので、RAMが少ないとそれに見合ったパフォーマンスになってしまう
ゲーム機では、ソフトを使用するときに使用できるRAMの容量を制限されてしまっているため、時には動作が遅いものも製品としてある
これを非公式に使用量の制限を突破することでパフォーマンスの向上を図ることができるが、物理的な容量のため積まれているRAMの容量を超えた値にはもちろん設定できない
RAMの使用量を増やすのはオーバークロックとは全く意味が違うので混同しないように

CPU
制御・演算を行う中央処理装置で、例えるなら脳
オーバークロックではこの脳の回転速度をあげるようなもの
生物でも脳の使用量を上げると、エネルギーがいるし、疲れやすくなる
CPUも同じでオーバークロックすると消費電力が上がる上、熱も発生し、寿命さえも短くしてしまう恐れがある
しかしゲーム機では、CPUのクロック数は公式がバッテリーの持ちを長くさせるために最大値でも問題がないのに故意に下げている場合が多いため、CPUのオーバークロックは特に問題はなさそう
据え置き機のCPUのオーバークロックが安全かは不明

GPU
画像描写を行う際に必要となる計算処理を行うもので、CPUと同じく第二の脳といえる
オーバークロックはCPUと同じで消費電力が上がる上、熱も発生し、寿命さえも短くしてしまう恐れがある
携帯機でもGPUのオーバークロックは寿命を早める危険があると言われているので、心配な方はお勧めしないが、それが本当に目に見えるほどのものかは分からない
GPUのオーバークロックは劇的にパフォーマンスが上がる事が多い
特にエミュレーターを動かす際に行うと格段に速度が向上する
例えばretroarchやlakkaで言えばwiiやgcなどの3D系のゲーム
速度優先か、本体の寿命を優先かによってGPUのオーバークロックをするかどうかが決まると思います
自分はどのような不具合が起きるか分からないので極力しない方針です

リカバリーモード(セーフモード)
本体が何らかの不具合で正常起動しなかった場合に起動するモード
これさえも起動しなければ修復はかなり困難だと思われる
工場出荷時に初期化したり、FWを再インストールすることが可能
改造には故障がつきものなため、このモードにお世話になることがあると思います
通常の状態ではこれを利用したCFWのインストールは不可能
一般的なリカバリーモード、セーフモードとは異なるが、switchではrcmモードがこれに近い

ダウングレード
本体のバージョンを下げること
改造しなければ行えない
古いバージョンにすることによってCFWのインストールを行うことが主な目的
それ以外のメリットはあまりない
最近のハードはダウングレード対策がされているのと、ブリックの危険性もあるためハードルは低くはない
ダウングレードを行って何か不具合が生じることもあるので何が起きても全て自己責任で

CDN(Content Delivery Network、コンテンツデリバリーネットワーク)
コンテンツを効率的に素早くに配信できるように工夫されたネットワークのこと
アクセスが集中して、ホームページが表示できなくなったり、コンテンツのダウンロードに時間がかかったりする問題を解決するために作られたネットワークの仕組

コンソールID(CID)
本体固有のID
名前のようなもので、これによってBANなどが行われる
これを変更することによってBAN回避をすることが主な目的だったが、最近では有効なIDが決まっており公式のサーバーで管理されているようなので適当なIDを作成しても意味がないようです
PS3ではジャンクな本体からこのIDを取得して移植することによりBAN回避に利用されているようです
EmuNANDでこのCIDを変更してバックアップなど起動すれば、SysNANDは無傷でBAN対策にはなりますが、Switchでは現在は不可能

タイトルID(TitleID)
ゲームやアプリの固有のID

タイトルキー(TitleKey)
ゲームをオンラインサービスでダウンロードしたり、ゲームのデータを展開(複合化)する際に用いられる
switchではeshopでゲームをダウンロードしたことがある本体にだけ存在する
NSPは本体にダウンロードされたものを一つのファイルにまとめたもので、もともと公式には存在しないファイル形式
NSPをインストールする際にその中にあるNCAファイルを展開して本体にインストールするのにタイトルキーが使用される
そのためXCI(ゲームカードをバックアップしたファイル)には存在しないので、eshopで購入したことがない人の本体には存在しないため、いくら本体から抜き取ろうとしてもないものはない
XCIの展開にはタイトルキーは必要ない
NSPはnsc builderを用いってタイトルキーが必要ないように変更することが可能で、それで作成されたNSPにはタイトルキーがない

ルートキー(rootkey)
ルートキーを用いるとコンソールキーを含むすべての暗号化/複合化キーへのアクセスが可能になるもの
これはPS系のハードでPS3の頃から出てくるようになった言葉
自作ソフトを起動するにはkexploitを用いて署名チェックをバイパスするか、この暗号化&複合化キーを使用して、直接非公式のファイルを暗号化して起動させるかのどちらかですが、暗号化&複合化キーがあった方がcfwの開発が進んだり、改造していない本体で自作ソフトを起動できる可能性が高いです
ですので、その暗号化&複合化キーを取得できる状態の方がより深い改造を行えると行っても過言ではないかもしれません
他には内蔵hddの複合化などもps3の時にはこれによって可能になりました
ルートキーの取得に成功したら次はどうなるかというと、CFWの開発や自作ソフトを暗号化しOFWでも起動
さらには最新バージョンのアップデータの解析なども可能になります
見つからなかった場合はそのままPS4のようにkexploitを用いて署名のバイパスを行うHENが主流になってしまいます

暗号化
三者が見ても特別な知識なしでは読めないように変換する
ゲームやセーブデータは暗号化されている場合が大半なので複合化する必要があります

複合化
暗号化の逆
だれでも中のデータが見えるような状態にする
複合化にはキーが必要

復号
複合化は暗号化の逆ですが、復号は元のデータを復元することなので、混同しないように
自分もよく間違えますw

署名(sign、signature、sig)
wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/デジタル署名
これが行われたファイルは改造していない本体でも非公式の自作ソフトやバックアップを起動することができるようになる
PSPがこの方法で自作ソフトの起動が可能になったが、内部リークがない限りはこの方法を行うことは不可能
switchのNSPのインストール&起動を行うことができるパッチはこの仕組み回避しているようですが、署名は行えないため、OFWでの起動は不可能

DRM
wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/デジタル著作権管理
Vita、PS4(カスタムテーマ)で偽のDRMの解除キーを作成&読み込ませることでオンラインサービスで購入したゲームなどを改造機で起動することが可能になっていた

ペイロード(payload)
exploitにおいて操作を行うための実行データ
PS4、Switchで用いられる
CFWの起動やNANDのバックアップなど様々な便利な機能を実行できる
PCでは悪意のある操作を行うウィルスを起動させるものとして用いられているよう

USBドングル
ハックシーンでは改造するために使用するUSBに差し込むツールをUSBドングルと呼んでいる
PS3では本体にCFWを導入するものがある
Switchでは本体にペイロードを送信するものがある

exploit(エクスプロイト)
ゲーム改造ではソフトウェア上の脆弱性を指すことが多い
この脆弱性を利用して非公式なコードを実行することができる
権限が低いuser exploit(ユーザーエクスプロイト)を用いてさらにそこからシステムの中枢にある脆弱性であるkernel exploit(kexploit)を利用することでさらに重要な権限を行使することができるようになりバックアップの起動やmod、チート、CFWまたはhenのインストールなどが行えるようになる
なのでkexploitが発見されたというアナウンスがない限りはCFW又はhenの起動は難しいものだと思った方がよいです
本体のバージョンアップで塞がれることが多い
switchのようにソフト面では対策不可能なexploitが存在すれば問題ないですが、そうでなければ最新バージョンに対応したkexploitが出てくるのを待たないといけません

エントリーポイント(entry point)
exploitを実行する際に、一番最初に実行されるもの
exploit発動の入り口と言っていいかも
ゲームのバックアップや起動、cfwの導入など様々なことができるようになるkexploitを実行するためにユーザーexploitが用いられます
pspのころは画像やゲームのセーブデータのユーザーexploitなどがありました
ps4ではブラウザのユーザーexploitであるwebkitexploitからkexploitを発動させ、cfwの導入などを行っていました

HackerOne
バグ(exploit)を報告したら報奨金が出るという制度
PS4で改造で著名なハッカーが利用し始めました
PS系だけのものではなくニンテンドウ系でもありえる話です
バグによって金額は変わりますが、無視できない程のもの、アングラなことをやって目をつけられるよりは表立って公式に協力して報奨金を得た方がいいという面もあって、ハッカーから注目を集めました
HackerOneとは
これによりPS系のハックシーンはPS4&PS5からオワタかもしれません
https://yyoossk.blogspot.com/2021/09/psps4ps5.html

ColdBootハック
ファームウェア又はosを読み込む前段階で改造を可能にする方法
基本的には3dsやswitchなど任天堂系のハードでよく用いられる
switchで言えばrcmモードでペイロードを送信してcfwを起動といったもの
本体バージョンのアップデート(ソフト的に)では防げないものなので最強のkexploitだと言える
switchでは対策機とよばれるハード(物理的)で対策したもの投入する事で被害の拡大を抑えられました
ですのでこういったexploitを期待するのであれば初期ロットの確保をしておいた方がいいとは思われますが3dsのように全種類対応したものが後々出てくる場合があります

WarmBootハック
ファームウェア又はosを読み込んだ後で改造を可能にする方法
ColdBootハックとは違い本体バージョンのアップデート(ソフト的に)で容易に対策されてしまう
ゲームのセーブデータのexploitやwebkitexploitなど
pspやvita、xbox、wii、3ds、ゲームキューブでもあったゲームのセーブデータexploit
ps3やps4でもあったwebkit exploitなど
kexploitでもバージョンアップで対策されるものはこのWarmBootハックであると言える

webkit
webkitとは
https://wa3.i-3-i.info/word1363.html
上記のとおりホームページを読み込む際に使用されるもので、公式的にインターネットのブラウザ機能があるハードには大体搭載されている
switchなど表面的にはブラウザはなくても説明書やオンラインショップの接続のために搭載されている場合もある
switchでは旧型の対策機の改造でこのwebkitのexploitが使用されたことがある
ps3、ps4ではhenの起動又はcfwの導入にwebkitexploitを使用
ps系ではこのwibkitexploitが主流と思ってもよい
ゲームのセーブデータexploitとは違い、購入する必要がなく、転売ヤーの餌食にならない上、リージョンなどに左右されないので重宝される
このexploitは主にユーザーexploitなため、別にkexploitが必要になる
そのためPS4やPS5、ニンテンドースイッチではkexploitが発見されないと、リリースされてもすぐに改造できるようになるとは限らない

プラグイン(plugin、アドオン)
機能を追加するもの
switchではkipがそれにあたるもののようです
バックグラウンドで動作し、実行されている

モジュール(
module)
https://www2.olisys55.com/module.html

パッチ(patch)
バグ修正や機能追加、アップデートなど後付けのために用意されたプログラム
最近で言えばwiiUやswitchのsigpatchなど
sigpatchは署名のチェックを回避するパッチを施し、非公式のファイルを起動させるもの
ゲーム自体の改造でipsパッチというものが流行りました
ipsパッチとは
http://smblabo.web.fc2.com/wi_patch.html
冒頭に述べたパッチとは少し意味合いは違いますが、このぱっちはある意味ゲーム自体の更新データ(アップデータ)のようなもの
modもあるいみ形式が違うだけでやってることはパッチと同じようなもの

初期ロット
一番初めに発売(出荷)された本体
ハード面での不具合などが出やすいが、本体バージョンが最も低いためexploitが見つかりやすい
改造することを前提で購入するなら発売直後にこの初期ロットを確保しておいた方がよいと思われます
ハード的に改良されたもの、例えばps系で言えば、psほにゃららslimやpro、任○堂系で言えば、new 3dsなどのように後から発売されるものはハード面の不具合が解消される場合が多いのでそちらの方がよさそうですが、改造面ではソフトウェア的にexploitが見つかりやすい初期ロットの方が断然おすすめです
時間が経てばどのバージョンでも改造できるようになるかもしれませんが、PS4のようにかなりの年数が必要になる可能性もあるかもしれません
switchでは対策機なるものが存在するため、早いうちの購入が勧められていました
お金に余裕のある方は改造用に初期ロットを一台と、オンラインようにもう一台購入しておくと色々な面で楽です

対策機、未対策機
この言葉が広く使われるようになったのはswitch
cfw対策された本体バージョンを初期バージョンとして搭載した型番(主にps系)の本体がある意味対策機ともいえる
switchでは物理的でしか対策出来ないexploitが使用されていたが、それを対策した本体が出回るようになったため対策機、未対策機という言葉が使用されるようになった
switchでは対策機に搭載されたチップはMariko、未対策機に搭載されているチップはEristaなので、対策機の事をMarikoで未対策機をEristaと表現されることもある
cfw対応機、cfw導入不可の本体と同意

Autoboot(オートブート)
本体を起動した後に自動的に自作ソフトやゲーム、リカバリーメニューや特定の設定で特定のCFW(主にニンテンドースイッチで)を起動する機能
ハードによってはそのような機能がないものもある

ルート(~直下)、ディレクトリ、パス
https://www.pc-master.jp/words/directory.html
ツールの多くはフォルダ名やファイル名に日本語が含まれているとエラーを起こしやすいので注意が必要です
PCのユーザー名を日本語にしていて、ツールが起動しないなど初心者の方が陥りやすいので注意が必要です
その場合はドライブcまたはd直下にツールを持ってくるとよいと思われます
https://yyoossk.blogspot.com/2019/09/pc.html

拡張子
http://www5.plala.or.jp/vaio0630/win/extension.htm
拡張子が違ってもPS系で扱われているPKGなどはzipと同じということもありました
vitaのvpkもzipと同じ
.vpkを.zipにリネームして解凍ソフトで解凍すれば中身を取り出すことが可能
https://yyoossk.blogspot.com/2023/12/blog-post_10.html

圧縮、解凍
圧縮とは、ファイル内容を置き換えて保存形式を変更し、ファイルサイズを減らすこと
圧縮することで、ファイルサイズが10分の1程度にまで圧縮されることもある
解凍とは、圧縮されたファイルを元に戻すこと
圧縮することをアーカイブ(書庫)、圧縮したファイルのことをアーカイブファイルとも呼ぶ
https://yyoossk.blogspot.com/2019/09/pc.html
圧縮、解凍ソフトはwinrarの使用をおすすめします

フォーマット、ファイルシステム(フォーマット形式)
https://www.pro.logitec.co.jp/houjin/usernavigation/hddssd/1228_02/
外付けHDD、sdカード、USBフラッシュメモリなど外部の記録メディアを改造ではよく使用します
ファイルシステム(フォーマット形式)は読み込むことができるものがハードによっては異なるので確認しておく必要があります
初心者の方がこれで躓きやすいので注意が必要

カスタムvc(custom vc)
これは3dsやwii、wiiuなど任○堂系のハードで発売されたバーチャルコンソール(Virtual Console)を任意のゲームを起動できるようにカスタム化したもの
バーチャルコンソール(Virtual Console)は公式のエミュレーターといってもよい
非公式の自作ソフトのエミュレーターの方が便利機能が豊富なのでおすすめだが、ロマン的にはやはりカスタムvcがおすすめ
switchではファミリーコンピュータ&スーパーファミコン Nintendo Switch Onlineに任意のゲームとカバーアートを追加できるmodが存在するが、それもある意味カスタムvcだと思ってよいかも
というよりカスタムvcはmodと同じものだと思います

カスタムテーマ(custom theme)
そのハードに初めから搭載されているUI(又はテーマ)を公式的にまたは非公式的に変更するもの
pspでは初めから個人で作成できる上、簡単に導入できていたが、他のハードでは非公式には作成できないものが多かったり、もともとカスタムテーマの機能がないものもある
switchにはカスタムテーマの機能が存在しないがシステムファイルに変更を加えたものをsdカードから読み込ませられる機能があり、それを利用してカスタムテーマを実現している
カスタムテーマは基本的にどのハードもBGMの変更が可能だが、switchにはない
switchではプラグインを利用してbgmの再生を実現できる

カスタムフォント(カスタムfont、custom font)
文字の書体を好きなものに変更
ただし、中には不具合が出たり、最悪ブリックするものもある
switchではシステムファイルに変更を加えたものをsdカードから読み込ませられる機能があり、それを利用してカスタムフォントを実現しているのでブリックのリスクがなく、安全だが、他のハードではそのような機能がないためぶっつけ本番で検証することが多いためブリックのリスクが高い
特にwiiuはハードmod以外にnandファイルをリストアする術がないためブリックすればそのままゴミになる可能性が高い(自分はこれで一台ゴミになりました…)
カスタムフォントの導入はブリックのリスクが高いと認識した方がよい

POC(
Proof of Concept)
PoC(Proof of Concept)とは、新たなアイデアやコンセプトの実現可能性や、それによって得られる効果などについて検証すること
これによって事前に検討したアイデア/コンセプトの実現可能性を見極め、期待した効果が得られると判断できれば実プロジェクトを進めていくという形が一般的
たとえば新規性の高いexploitや、革新的な自作ソフトを開発するといったとき、本当にそれが実現できるのか、それによって効果が得られるのかを机上の議論のみで判断するのは困難
そこで実際に小規模で試作や実装を行い、できあがったものを用いて検証を行うことにより、実現可能性の判断の精度を高めることが可能になる
POCの動画などが出たら、実際にリリースされなかったり、されたりということがあるので、あまり期待しない方がよい
ただ、可能だということの証明にはなる

nightly build(ナイトリービルド)
自作ソフトやツールで開発途中のものをゲームハードやPCで起動できるようにコンパイルしたもの
正式リリースとは違い、開発途中のものなのでバグがある可能性が高いが、最新の機能などいち早く利用できるのがメリット
しかし、どのようなバグがあるか分からないので使用するなら自己責任で行う必要がある

コンパイル
自作ソフトやツールなどのプログラミング言語で書かれた文字列(ソースコード)をゲームハードやPCで実行可能な形式に変換すること

DNS
ユーザーに入力を求めたり、何らかの通知を行うために表示される小さなウィンドウ

スクリーンショット(スクショ、screenshot)
画面に映し出されているものを画像ファイルとして保存する機能

BATファイル(バッチ、バッチコマンド)
本来ならコマンドプロンプト(cmd)でいちいち手動で入力しなければならない複数のコマンドをあらかじめBATファイルと呼ばれるテキストファイルに記述し、そのファイルを起動するだけでそれらを順番に自動で実行させられる
batファイルと同じ階層に必要なファイルをまとめておけば、パスを記述することも、cmdを起動する必要もないのでストレスフリー
改造関連のツールの中にはコマンドプロンプトでコマンドを実行させないと使用できないものがあるため、使用方法は理解しておいて損はないと思います
このブログではBATファイルを配布しているので知識がなくても利用できるようにはしています
https://yyoossk.blogspot.com/2020/05/bat.html

コマンドプロンプト(cmd)
コマンドと呼ばれる命令文を用いて操作や設定を行うためのツール
https://techacademy.jp/magazine/5318

コメント

  1. 全部htmlで入力...ご苦労様です。

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  2. こっそりいつもお世話になっております。運営様に
    すこしお聞きしたい症状がありまして…現在switchのMODを楽しませてもらっております。
    そこで8月の頭あたりからswitchをペイロードする時や果てにはプレイ中に「Fatal error: Failed to initialize the SD card」とでてリトライするとうまくいったりする症状が出てまして…調べると海外の方などの翻訳で恐らくですがSDカードもといswitchのリーダー部分の劣化という結果だと思うのですが、もし劣化ではなく内部のデータ面のバグやミスで運営様がなにかピンとくるエラーで対処法がありましたらアドバイスをいただきたく思います。
    スマブラのMODの音楽データをいじったくらいだったのでそれが原因とも考えにくいのかとも思っておりますが、すでに念のためHEKATEやfuseの更新両者での起動チェック、アトモスフィアの更新などは一通りしたのですが、一定の確率で「Fatal error: Failed to initialize the SD card」とでてしまいます。プレイし始めて計10時間後くらいに出ることもあります。なにとぞよろしくお願いします

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    1. 新しいsdカードで必要最低限しか入れなくて動作確認する感じっすねー
      それでも同じ症状なら物理的な可能性大っす
      sdカードリーダーは交換できなくもないっす
      https://yyoossk.blogspot.com/2021/03/sd.html

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    2. ありがたい交換の仕方の情報までいただき助かります!新しいSD用意して変えてもすぐ「Fatal error: Failed to initialize the SD card」が出たりでなかったり。で挙句に通常状態での起動ですら「SDカードが刺さっていません」という類いの警告も出たのでもうswitch側っぽいです。管理人さまのおかげで踏ん切りがつきました!新しく旧型を探すか、リーダー部分の交換…!やってみます!ありがとうございます!

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  3. 8/16日に相談したドリアードです!パーツを器具を買い集めて分解交換修理したら直ったみたいです!やはりリーダー部分の故障だったようで外出中なども含めてプレイしっぱなし(計18時間くらい?)リセットしまくりSDカード入れ直ししても同じエラーは出なくなりました!やってみるものですね!おかげで買いなおしと比べたら20000円以上も浮いてほんと助かりました!ありがとうございます!

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    1. まじすか
      自分は実際なったことも試したこともないので、そんな自分のアドバイスで上手くいったようで逆に驚きっす
      そういう報告だけでも本当にありがたいっす

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    2. やはり有識者のかたから「こういうのはデータが悪そうじゃないなあ」って参考にだけでも助言いただけると踏ん切りがついて勇気づけられて行動に出れました!実際ネジが二つ馬鹿になって危険な状況になりかけましたが何とか分解まで進めてリーダー交換まで行けて( ;∀;) また困ってしまったら相談させてください!(もちろんいろいろ試したうえで相談します!)

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    3. 思い切りも大事っすねー
      成功例が出たので、今後同じような症状の人が出たら安心して助言できます!
      ありがとうございました!

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  4. 些細なことで恐縮なのですが、複合化や復号化といった用語はなく、暗号化(平文→暗号文)に対応する用語は復号(暗号文→平文)です。
    >複合化は暗号化の逆ですが、復号は元のデータを復元することなので
    というのは、鍵なしに元のデータを復元するということでしょうか。
    そうだとすれば対応する用語としては解読が適切です。
    記事の質が高いだけに重要ではない所ではありますが気になってしまいました。確認していただけるとありがたいです。

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  5. HENってPSP時代にLCFWって言われてたやつですかね?
    久しぶりにこの界隈に顔だしたけど聞き慣れない言葉だったんで

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