改造関連の用語説明
CFWの種類
・XMB
ホーム画面のこと
・HFW
webkitexploitを発動させるためにOFWのwebkitだけを古いバージョンに変えただけのものなのでほぼOFWと同じ
・YLOD
Yellow LED of Deathの略
電源ランプが一時的に黄色か、赤色に点滅して起動しなくなる
CPUに半田クラックが起こり、CPUを読み込まなくなるのが原因
半田クラックは、冬場にPS3で遊んでいて、CPUの熱があがり、半田が一時的に膨張し、電源を落とすと冬の寒さで半田が収縮し、基盤と離れる
そのほかには経年劣化などで半田が割れる
修復方法としては、ヒートガンを購入し、本体を分解して、CPUに高熱を当てて、半田を溶かし、そのまま動かさずに半田が固まるのを待つというのがありますが、これは一時的で、再発する可能性が高いです
なのでYLODが発症しにくいスリム版の購入をお勧めします
スリム版はHENが対応していますが、中には限られた型番のみCFWの導入が可能なものがありますが、けっこうレアなので入手困難かもしれません
・RSOD
Red Screen of Deathの略
PS3でエラーになり赤画面が表示される
RSODはSamsung製のNORチップで発生しやすい
CECHL**-CECH20**
NORへの書き込み中のエラーで引き起こされ、VTRMと呼ばれるメモリエリアでの発生が多い
・Cobra
市販のCFW
無料CFWはCobraの機能を取り込んだものがリリースされる
PS、PS2、PSPなどのゲームが起動できるようになる
・NoBD
ブルーレイドライブが故障、または取り外されている本体を指す
・NoBT
ブルートゥース&wifi基盤が故障、または取り外されている本体を指す
・Coldboot
他のハードと違って、PS3では最初の画面のロゴの変更というので出てきます
・LV0https://www.psdevwiki.com/ps3/Lv0
CoreOSモジュール、lv0ldr(bootldr)によりロードされ、静的lv0キーを使用して復号化される。
ファームウェアのPUPファイルで更新される、最も高い信頼のチェーン。
・LV1
特別な領域 "Embedded Files Segment "の中に、多くの埋め込み.selfを含んでいる
これは、プログラム自体の中にある区間で、16進エディタで読み込むと、ソニーが使用している他のものとは異なるように見える小さなファイルテーブルが表示さる
・LV2
PS3のゲームOS
CFWはこれにパッチを施してバックアップ起動などを実現している
・8th SPE
7つの有効なSPE(1つはアイソレーション専用)と1つの無効なSPEがある
実際には7つのSPEが有効である
Linuxや他の用途のために、余分なSPEをアンロックできる
・VFLASH
仮想のデバイス
OTHER OS(Linux)の起動で使用される
OTHER OS(Linux)の起動で使用される
・Petitboot
OTHER OS(Linux)を起動させるためのブートローダー
・SELF
Signed Executable and Linkable Formatの略
PS3およびPS Vitaの実行ファイルが使用するファイル形式
・SPRX
Signed Playstation Relocatable eXecutableの略
SPRXは、「アプリケーション」ではなく「ライブラリ」として読み込まれるSELFファイルの、PRXから派生したファイル拡張子
アプリケーションのSELFファイルは、PS1、PS2、PSPの実行ファイルのファイル名の遺産として、「暗号化されたBOOT.BIN」のように「EBOOT.BIN」と名付けられることが多い。
・idps
本体固有のID
act.datと同様にPKGファイルを署名するために必要なファイルの一つ
・act.dat
機体認証時にPSN情報などが記載されたファイル
idpsと同様にPKGファイルを署名するために必要なファイルの一つ
PSNにログインし、機器認証を行っておかないと手に入らないので、実質、PSNが終わった後はPKGファイルの署名が不可能になる
が、CFWやHENではオフラインで機器認証が可能なため、act.datを入手することが可能
・RAPファイルとRIFファイル
DLCの本体データのPKGと暗号化されているPKGを復号化、署名に必要
ダウンロードしたゲーム(またはDLCなどの他のコンテンツ)は、通常、キー(またはライセンス)と実際のゲームの 2 つのファイルのみで構成されている
キーがRAPファイルに保存されている
ライセンスファイルがRIFファイル
RIFファイルはRAPファイルから生成可能
・EEPROM
システムフラグ、トークン、ハッシュが保存される場所
・ディスクハッシュキー
セーブデータのツールやチートで使用
・psid
Playstation NetworkのID
・QA Flag
PS3の公式ファームウェアのXMBに存在した隠しメニューを出すためのトリガー
PS3の市販品/デバッグ機のファームウェアに存在するQA flagと呼ばれるフラグを操作することでファームウェアの制限を解除し隠しオプションを出すことができるとされていた
QA flagにはMinimumとAdvancedの2種類存在し、複雑なボタンコンボ入力で有効化することが可能
Advancedフラグの方はダウングレードも可能
このQA flagを有効にすることによりCFWを導入できるバージョンまでダウングレードし、CFWをインストール可能にしている
・XAI
XMB(ホーム画面)から簡単にシステムにアクセスし、様々な便利な機能を追加するプラグイン
例えば
・xRegistry.sys
PS3のシステムレジストリで、設定を保存するために使用され、/dev_flash2/etc/xRegistry.sysに位置している
PSNアカウント情報(ユーザー設定)、プレイステーションに付属する機器(登録周辺機器)、HDDの型番やシリアル番号(本体設定)など、さまざまな設定を保存します。
一部の設定は、PSPなどの登録機器(PSP/flash1/registry/)に送信されます。
・syscall(system call)
OSが提供する機能をアプリケーションが利用する仕組みのこと
例えば、ネットワークを利用した通信、ファイルへの入出力、新しいプロセスの生成、プロセス間通信、コンテナの生成などは、システムコールを使用することで実現されている
PSNではCFWの非公式なsyscallを監視し、BANなどを行っていたようです
SYSCALL6 (Lv2 (PS3のゲームOS) メモリの読み込み)
SYSCALL7 (Lv2(PS3のゲームOS)メモリへ書き込み)。
SYSCALL8 (AVCHD用HDDの/dev_usbを含む、任意のパスのリダイレクトを許可)
SYSCALL35 (AVCHD用HDDの/dev_usbを含む、任意のパスのリダイレクトを許可する)
SYSCALL36 (BDエミュレータを有効にするために/dev_bdvdのリダイレクトを許可する、/app_homeをリマップ)
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