改造関連の用語説明
CFWの種類
・XMB
ホーム画面のこと
・HFW
webkitexploitを発動させるためにOFWのwebkitだけを古いバージョンに変えただけのものなのでほぼOFWと同じ
・HAN(etHANol)
自作ソフトを実行可能なHEN(Homebrew Enabler)ではない
multiMAN等は実行出来ない
PS3の電源を切ればその効果を失うが再起動してもパッケージマネージャーはXMB(ホーム画面)に残る(市販のPKGならこの状態でもインストール可能)
HANはOFWにPS3のゲームのバックアップ起動とPS1/PS2/PSPのバックアップ起動を提供
25xx(初期FW3.60以上)/3xxx/4xxx を含む全モデルのPS3に対応
PS3のゲームディスクのバックアップ(ダンプ/吸出し)は不可能
ディスクのバックアップの起動は出来るが、本体ではディスクのバックアップの取得できない
下記リンクの方法でPCで直接ディスクのバックアップは可能
PSNからダウンロードしたゲームであればバックアップ可能
言うなれば、OFW向けのreActPSN
・HEN(Homebrew Enabler)
PS3全モデルで自作ソフトの起動やバックアップ起動等を実現可能
CFWのインストールが可能な本体ならCFWを導入することをおすすめ
本体のインターネットブラウザから導入するため、ネットワーク環境必須
自作ソフトのインストール/起動
PS3のディスクのバックアップをマウント/起動(JB Folder/ISOの両方をサポート)
PS2のISOの起動(ISOを暗号化する必要あり)
PSPのISOの起動(PSP Launcher(Minis/Remasters)経由で)
PS1の.IMG/.BIN(+.CUE)/ISOのマウント/起動
PSストアのコンテンツのDRM回避(rap)
DVD/BDのISOのマウント
プラグイン(webMAN 等)
PS3MAPI
Cinavia無効化
Cobra対応
CFW向けに設計されたHomebrewやプラグイン、またMODのSELF/SPRXは全てが使用出来るわけではない
PS2のISOはPCのツールか自作ソフト上で暗号化する必要があり
暗号化していないISOは起動不可
PS3のPS2エミュレーターはps2_netemuを使用
ps2_netemuはディスクからの起動をサポートしておらず、またISOの暗号化が必要という制限あり
PS2 Classics Placeholder はPS2アーカイブスの仕組みを利用するもの
PS2 Classics Placeholderと暗号化したISOをそれぞれ用意してISOをマウント後にPS2 Classics Placeholderを起動するか、PS2 Classics GUIでPS2 Classics Placeholderと暗号化したISOを合わせたpkgを作成する必要がある
互換性のリスト
PSPのISOに関してはMinis或いはRemastersの PSP Launcher を使用する必要があるが、暗号化は不要
PS3にはPSP Minis用とPSP Remasters用、2つのPSPエミュが存在し、PSP Launcher はその土台となる
PSP2PS3でLauncherとISOを合わせたpkgを作成する事も可能
Remasters用はモンハン3rd HD Ver等で使用されているエミュレーターで、Remastersの方で動作すれば綺麗になります。
互換性のリスト
USBストレージやHDDのexdataフォルダにrapを配置するとpkgインストール時や起動時に自動でrapからrifが生成される
リアルタイムにメモリを読み書きしてチートを実現したい場合、PS3MAPIを使う必要あり
ブリックするのでCCAPI(ControlConsole API)をインストールしないでください
PSNの利用は自己責任
起動履歴や動作しているsyscallを監視しているためにCFW/HENを使用しているかどうかを知る事が出来るとされており、CFW機やHEN有効時のPSNの接続はBANのリスクがあるとされている
BANの基準は不明
履歴の削除やCFW/HEN特有のsyscallの無効化は可能だが、100%安全ではない
HENは再起動する事で無効になるので、PSNの利用はHENが無効な状態で行うこと
PS3はBDドライブの基板が故障していたりBDドライブが接続されていない場合(NoBD)には全てのゲーム/自作ソフトが起動せずブラックスクリーンになる
ブルーレイドライブの基板はPS3本体と紐付けられており、単に交換するだけでは使用出来るようにはならない
CFWであればソニーが修理の際に使用する Factory Service Mode で起動してBDドライブ基板紐付け作業(Remarry)が可能だが、HENではブリックの危険性があるためFactory Service Modeで起動はできないので不可能
最新のCFWで紐づけが簡単にできる
・HANとHENの違い
PS1のISO、PS3のROMデータ、ブルーレイのISOのマウントに対応
webmanやmaltimanなどHANでは使用できなかった自作ソフトに多数対応
プラグインのサポート(全てではない。もしHENに合わないものを導入すればFWを再インストールしないといけなくなるとのこと)
CFWほど色々できないが、HANよりもCFWに近いもので、HANではバックアップを動かすのにPKG化しないといけなかったがISOとROMデータのマウントに対応するのでかなり手間が省けると思います
現在ISOファイルのマウントはPS3とPS1のみとなっています
・reActPSNとは
CFW専用のオフラインPSNライセンスジェネレーター
個人情報なしでライセンスをバックアップ
本体起動後公式アクティベーションと同じようにPSNコンテンツを起動可能
これを導入しなくても最新のCFWでは簡単にアクティベート可能
・YLOD
Yellow LED of Deathの略
電源ランプが一時的に黄色か、赤色に点滅して起動しなくなる
CPUに半田クラックが起こり、CPUを読み込まなくなるのが原因
半田クラックは、冬場にPS3で遊んでいて、CPUの熱があがり、半田が一時的に膨張し、電源を落とすと冬の寒さで半田が収縮し、基盤と離れる
そのほかには経年劣化などで半田が割れる
修復方法としては、ヒートガンを購入し、本体を分解して、CPUに高熱を当てて、半田を溶かし、そのまま動かさずに半田が固まるのを待つというのがありますが、これは一時的で、再発する可能性が高いです
なのでYLODが発症しにくいスリム版の購入をお勧めします
スリム版はHENが対応していますが、中には限られた型番のみCFWの導入が可能なものがありますが、けっこうレアなので入手困難かもしれません
NEC/TOKINと表記のあるプロードライザと言われる部品の劣化によっても起こるようです
・RSOD
Red Screen of Deathの略
PS3でエラーになり赤画面が表示される
RSODはSamsung製のNORチップで発生しやすい
CECHL**-CECH20**
NORへの書き込み中のエラーで引き起こされ、VTRMと呼ばれるメモリエリアでの発生が多い
・Cobra
・NoBD
全てのゲーム/自作ソフトが起動せずブラックスクリーンになる
ブルーレイドライブの基板はPS3本体と紐付けられており、単に交換するだけでは使用出来るようにはならない
ブルーレイドライブが故障、または取り外されている本体を指す
CFWであればソニーが修理の際に使用する Factory Service Mode で起動してBDドライブ基板紐付け作業(Remarry)が可能だが、HENではブリックの危険性があるためFactory Service Modeで起動はできないので不可能
・NoBT
ブルートゥース&wifi基盤が故障、または取り外されている本体を指す
・Coldboot
他のハードと違って、PS3では最初の画面のロゴの変更というので出てきます
https://www.psdevwiki.com/ps3/Lv0
CoreOSモジュール、lv0ldr(bootldr)によりロードされ、静的lv0キーを使用して復号化される。
ファームウェアのPUPファイルで更新される、最も高い信頼のチェーン。
・LV1
特別な領域 "Embedded Files Segment "の中に、多くの埋め込み.selfを含んでいる
これは、プログラム自体の中にある区間で、16進エディタで読み込むと、ソニーが使用している他のものとは異なるように見える小さなファイルテーブルが表示さる
・LV2
PS3のゲームOS
CFWはこれにパッチを施してバックアップ起動などを実現している
・8th SPE
7つの有効なSPE(1つはアイソレーション専用)と1つの無効なSPEがある
実際には7つのSPEが有効である
Linuxや他の用途のために、余分なSPEをアンロックできる
・VFLASH
仮想のデバイス
OTHER OS(Linux)の起動で使用される
OTHER OS(Linux)の起動で使用される
・Petitboot
OTHER OS(Linux)を起動させるためのブートローダー
・SELF
Signed Executable and Linkable Formatの略
PS3およびPS Vitaの実行ファイルが使用するファイル形式
・SPRX
Signed Playstation Relocatable eXecutableの略
SPRXは、「アプリケーション」ではなく「ライブラリ」として読み込まれるSELFファイルの、PRXから派生したファイル拡張子
アプリケーションのSELFファイルは、PS1、PS2、PSPの実行ファイルのファイル名の遺産として、「暗号化されたBOOT.BIN」のように「EBOOT.BIN」と名付けられることが多い。
・idps
本体固有のID
act.datと同様にPKGファイルを署名するために必要なファイルの一つ
・act.dat
機体認証時にPSN情報などが記載されたファイル
idpsと同様にPKGファイルを署名するために必要なファイルの一つ
PSNにログインし、機器認証を行っておかないと手に入らないので、実質、PSNが終わった後はPKGファイルの署名が不可能になる
が、CFWやHENではオフラインで機器認証が可能なため、act.datを入手することが可能
・RAPファイルとRIFファイル
DLCの本体データのPKGと暗号化されているPKGを復号化、署名に必要
ダウンロードしたゲーム(またはDLCなどの他のコンテンツ)は、通常、キー(またはライセンス)と実際のゲームの 2 つのファイルのみで構成されている
キーがRAPファイルに保存されている
ライセンスファイルがRIFファイル
RIFファイルはRAPファイルから生成可能
・EEPROM
システムフラグ、トークン、ハッシュが保存される場所
・ディスクハッシュキー
セーブデータのツールやチートで使用
・psid
Playstation NetworkのID
・QA Flag
PS3の公式ファームウェアのXMBに存在した隠しメニューを出すためのトリガー
PS3の市販品/デバッグ機のファームウェアに存在するQA flagと呼ばれるフラグを操作することでファームウェアの制限を解除し隠しオプションを出すことができるとされていた
QA flagにはMinimumとAdvancedの2種類存在し、複雑なボタンコンボ入力で有効化することが可能
Advancedフラグの方はダウングレードも可能
このQA flagを有効にすることによりCFWを導入できるバージョンまでダウングレードし、CFWをインストール可能にしている
・XAI
XMB(ホーム画面)から簡単にシステムにアクセスし、様々な便利な機能を追加するプラグイン
・xRegistry.sys
PS3のシステムレジストリで、設定を保存するために使用され、/dev_flash2/etc/xRegistry.sysに位置している
PSNアカウント情報(ユーザー設定)、プレイステーションに付属する機器(登録周辺機器)、HDDの型番やシリアル番号(本体設定)など、さまざまな設定を保存します。
一部の設定は、PSPなどの登録機器(PSP/flash1/registry/)に送信されます。
・syscall(system call)
OSが提供する機能をアプリケーションが利用する仕組みのこと
例えば、ネットワークを利用した通信、ファイルへの入出力、新しいプロセスの生成、プロセス間通信、コンテナの生成などは、システムコールを使用することで実現されている
PSNではCFWの非公式なsyscallを監視し、BANなどを行っていたようです
SYSCALL6 (Lv2 (PS3のゲームOS) メモリの読み込み)
SYSCALL7 (Lv2(PS3のゲームOS)メモリへ書き込み)。
SYSCALL8 (AVCHD用HDDの/dev_usbを含む、任意のパスのリダイレクトを許可)
SYSCALL35 (AVCHD用HDDの/dev_usbを含む、任意のパスのリダイレクトを許可する)
SYSCALL36 (BDエミュレータを有効にするために/dev_bdvdのリダイレクトを許可する、/app_homeをリマップ)
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