こちらでは非公式fpga機の初代PlayStation互換機SuperStation oneを紹介します
安価なfpga機、MisterPiを開発したTaki Udon氏の香港のRetro Remake社が開発した初代PlayStationのfpga機SuperStation one
カラーバリエーションはグレー・ブラック・トランスルーセントブルーの3色
しかし、元祖fpgaではSNACのUSBポートにコントローラーを接続してもUIの操作はできないはずです
公式でSNACをバイパスしてUIの操作は可能だと示唆していました
実際に発売されるまで不明
元祖fpga機
CDドライブはSuperDockという外付けで、別売りとなるらしい
デザインも質感もよく、fpga機なので公式の周辺機器との互換性が高く、入力遅延もすくないのが特徴
リージョンフリーで動作
MicroSDカードやUSBドライブを通じて、バックアップしたROMファイルを読み込んでプレイすることも可能
本体の性能やゲームの互換性の精度や、追加的な機能の有無に関しては現時点で言及されていない
中身はfpga機なのでニンテンドー64やセガサターン世代までのゲームのプレイも可能
UI
この記事を投稿した2015/1/27日現在は予約のみ
値段
本体
225ドル(約3万5,000円)
外付けCDドライブSuperDock
500ドル(約7万7,874円
Founders Editionは149.99ドル(約2万3000円・セール価格)で、2025年第3四半期までに出荷予定
通常版は179.99ドル(約2万8000円・セール価格)で、2025年第4四半期までに出荷予定
両モデルの仕様に違いはなく、Founders Editionは先行販売の特別版という位置付け
本体のSuperStation oneと一緒に外付けCDドライブのSuperDockの予約を一緒に行うと、予約した本体と同じ色が割り当てられる
追加情報の更新などはホームページを参照
元々MAME(アーケードエミュレーター)用に入力遅延のないもののために開発されたようです
なので最初のころはアーケードエミュレータしか対応していなかったようですが、徐々に他のハードのコアが追加されたようです
その理由もあってかアーケードゲームの本場でもある海外ではかなり人気が高いです
日本でもコアなファンは少なからず所持しているみたいです
なので初心者にはあまりお勧めできません
UIはユーザーフレンドリーではなく古いPCのような見た目
使い心地はかなり悪い
その上全て英語
自力で英語を読み解き、対処できる方向けになります
いつかUIが改善され、多言語対応することを願ってます
一般的なエミュレータはソフトウェア上でハードウェアを再現している一方で、FPGA(Field Programmable Gate Array)は半導体チップ上でハードウェアを再現するもの
FPGAはエミュレータよりも高い再現性があり、オリジナルの周辺機器やカセット、ディスクをそのまま動作できる点に大きなメリットがある
FPGAは並列処理が可能なため、効率面を除けば、一般的なエミュレーターでも同じことが可能だが最近のCPUは、処理の切り替えを効率よく行うことができるため、一般的なエミュレーターを動かすハード又はPCのCPUがよければそれを補うことが可能
FPGAエミュレータの利点は、OSを介さないことによる遅延の少なさ
OSを介すと様々なタスクとリソースを共有するため、反応時間が安定しない
よく言われるボタンの遅延です
星のカービィスーパーデラックスの刹那の見斬りは合図が始まってから押す反射神経が試されるミニゲームですが、これでよく遅延度を試されています
だいたい10秒前後だが、低スペックの中華エミュレータ機などはこの遅延問題が顕著に表れる傾向があり、16秒だったりする
一般のエミュレーターはCPU、ビデオチップ/ロジック、オーディオチップ、メモリアービタ、これらすべてが同時に処理し、1つのチップから別のチップへと素早く実行することで、全体を同時にエミュレートしようとしなければならない
これには、古くて遅いレトロコンピュータでさえエミュレートするのに高い性能のCPUが必要
レトロPCの100倍の速度で動作する最新のCPUでも十分でないことがあるため、エミュレータは近似値を使ったり、重要でない部分のエミュレーションをスキップしたり、特別な使い方をせずにエミュレートされたシステムの標準的な動作を想定したりしなければならない
UAEでAmigaをエミュレートすると、Raspberry Pi 3でAmigaのCPUベンチマークを実行すると、オリジナルの68000プロセッサの100倍などという数値が得られる
つまり、エミュレートされたAmigaが本物の100倍速いように思えるが、さまざまな種類のデモやゲームを実行すると、時々ビデオにスタッタが発生する
例えば、Spaceballsの有名なデモ 「State of The Art 」をプレイすると、ところどころで映像が乱れるのがわかりますが、CPU速度が1倍の本物のAmiga 600では、デモ全体が非常にスムーズに再生される
これが、Raspberry Pi上の従来のエミュレータの仕組み
FPGAエミュレーションの動作は、従来のCPUエミュレーションとは大きく異なる
FPGAは、他のチップ/CPUと同じように、シンプルなトリガーやその他のロジックの大規模な配列になる
唯一の違いは、特定のチップ/CPUでは、これらのトリガーやロジックが恒久的に接続されているのに対し、FPGAでは好きなように接続できる点
特別なHDL(ハードウェア記述言語)が、これらすべてのトリガー/ロジック・セルの接続方法を記述する
FPGAでは、すべてがオリジナルのチップ/デバイスのように並列に動作する
したがって、FPGAはオリジナルのハードウェアにかなり近い
FPGAはレトロコンピューターのエミュレートに高い周波数を必要とせず、従来のエミュレーターが必要とする周波数よりもはるかに低い周波数で動作する
FPGAではすべてが並列に動作するため、エミュレートされたシステムのあらゆる用途に対応することが可能
FPGAを使用する開発者は通常、特定の部分に集中して正しく動作させる
FPGAエミュレーションを使った同じリファレンス・デモ『State Of the Art』では、オリジナルのハードウェアと同じように、再生全体を通してスムーズな映像を見ることができる
しかし、FPGAのプログラミングはそれほど単純ではない
FPGAではすべてのビットが並列に動作するため、開発者も並列に考える必要がある
CPU上では些細なことでも、FPGA上では些細なことではない
FPGA上では些細なことでも、CPUコード上ではコストがかかる部分もある
一見FPGA機がよさそうだが、FPGAはN64のエミュレーターがやっと開発され始めたばかり
一般的なエミュレーターはそれ以降の大多数のハードに対応している
レトロゲーマーはFPGAがよさそうだが、最近のゲームのハードも動かしたいなら一般的なエミュレーター一択になると思われる
その上、一般的なエミュレーターには高解像度化やチートや便利な機能が多数追加されているのでFPGA機がよいわけではありません
安価なハードでもエミュレーションできるのも一般的なエミュレーターの良さといっても過言ではありません
中華エミュレーター機については下記リンクを参考に
特殊なコントローラーを使うものを除けば対応しているゲームの互換性はかなり高いが、セガサターンはまだ対応度が低かったり、対応していないハードが多かったり、アーケードも対応タイトルに圧倒的に差があるため、まだ発展途上といったところ
しかし、これからハードが追加されるかといったら、FPGAの性能的に無理ではないかと言われているものも多数ある
ゲームハード対応リスト(更新されていないのかリストにないコアも存在するので注意)
途中セーブに対応しているのはごく一部のコアしかない
しかし、Analogue社の出すハードは対応している
ではなぜFPGAが海外でよい評価で人気なのか、それは、ラグの少なさがリアルタイム性の高いゲーム(格闘ゲームやシューティングゲームなど)をプレイするときに、一般的なエミュレーターと大きく差がでるからである
一般的なエミュレーターではまともにプレイできないごく一部のソフトに完全対応しているところも大きな点となっている
一般的なエミュレーターは歴史が長く開発のノウハウが蓄積されており、未だに改良されているが、FPGAエミュレーターはまだ歴史が浅くこれから開発がどんどん進んでいくという意味では伸びしろがあると思われる
本日は20215年なようですね
返信削除私はいつの間にか18190年間をタイムスリップしていたようです
それはそうとていつも興味深い記事をありがとうございます!
w
削除こちらこそありがとうございます!
実は自分、地球が消滅した未来から移民してきたんですよー