WiiU 改造する方法(Aromaの導入、恒久化、NDSのソフト不要)

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WiiUを改造する方法(Aromaの導入、恒久化、NDSのソフト不要)を紹介します
Tiramisuとの違いはホーム画面から直接自作ソフトを起動できることと、プラグイン機能があること
AromaはTiramisuをインストールして、そのあとで追加するものなのでTiramisuからの移行はかなり簡単です

注意!
この記事を投稿した時点では、aromaは自作ソフトをホーム画面に表示させる代わりに、homeblew launcherが起動しなくなります
hblとvwiiのhbcのフォーワーダーもブラックアウト
.elfの自作ソフトは、技術的な制約からAromaがサポートすることはありませんし、今後もサポートすることはありません。
.elfや一部利用できない.rpxの自作ソフトを使い続けるには、Tiramisuに起動する必要があります。
すべての.rpxファイルがそのまま使用できるわけではありません。
自作ソフトが独自のエクスプロイトを起動しないようにし、ProcUIループを適切に実装してください。

これらのことから、プラグインがaromaでは便利ですが、そのほかはTiramisuの方がよい感じがします
ですので上手く使い分ける必要があります



Aromaとは
CFWとは違いHENに近い自作ソフトを起動できる単なる環境であり、SDカードに新しいディレクトリをコピーペーストすることでインストールされます。
EnvironmentLoaderのインストールはTiramisuと全く同じです。
このようにAromaとTiramisuは似ていることから、基本的な機能は共通している。
どちらも同じMochaのバージョンの上に構築され、アップデートはブロックされ、Bloopairはサポートされ、クイックスタートメニューを含むAutobootModuleも動作しています。

アロマモジュールの紹介
Tiramisuは、Mocha、autobootモジュール、Homebrew LauncherをMiiメーカーにインジェクションするためのモジュールなど、非常に基本的な環境を提供しています。
一方、Aromaは独自のモジュールローダーを持っており、EnvironmentLoaderの "setup modules "が提供するものより強力なものです。
Aromaのモジュールは、.rplファイル(Cafe OS以外の用語では.dll)に例えることができます。
セットアップモジュールとは異なり、メモリ上にロードされたままです。
各アロマモジュールは、他のモジュールやプラグインで使用される機能をエクスポートできます。
例えば、PPCカーネルパーミッションでデータを読み書きするKernelModuleや、Cafe OSの機能を簡単にパッチするFunctionPatcherModuleがあります。


プラグインで本体を強化する
Aroma Modulesの中でも特に重要なのが、Wii U Plugin Systemのバックエンドです。
これは、2018年初頭に取り組み始めたオリジナルのPlugin Systemを進化させたものです。
Aromaの移植版はずっと安定しており(例えば、プラグインはゲームからメモリを盗むのではなく、独自のヒープを持つようになりました)、
プラグインはランタイムで(再)ロードできるため、開発のスピードアップが図られています。
プラグインは、本体の機能を向上させるための非常に柔軟な方法です。
例えば、私はすでに以下のようなことを可能にするプラグインに取り組んでいます。
Wii Uメニューから直接ホームブリューを実行する。
ファイルシステムにアクセスするために、常にバックグラウンドでFTPサーバーを実行する。
ゲームパッドをペアリングし、他のリージョンからゲームを起動する。
ネットワーク経由でいつでも自作ソフトやプラグインを起動できる (wiiload)。
KinnayのWii-U-Debuggerを移植して、ゲームや自作ソフトのデバッグが可能。
ファイルアクセスをSDカードにリダイレクトしてゲームを改造(SDCafiine)。
どこでもスクリーンショットを撮って、SDカードに保存。
cosシェルをフルサポートしたリテールコンソールで、USBシリアルアダプタを使ったロギングを可能にする。


Wii Uメニューからの自作ソフトのロード / WUHB (Wii U Homebrew Bundle)
Aromaでは、自作ソフトのロード方法が変わります。
これまでは、専用のHomebrew launcherで読み込み、メモリに実行ファイルを読み込んでから実行していました(.rpxの場合はもう少し複雑ですが)。
しかし、最新バージョンの Mocha では、ほんの数行のコードで本当に簡単かつきれいに 自作ソフトを実行できるようになりました。
Homebrew launcherに頼るのではなく、選択肢を模索することができるようになったのです。
Aromaが提供するプラグインは、SDカード上の.rpxと.wuhbファイルをスキャンして、Wii Uメニューに表示するものです。
これにより、実際に何かをインストールすることなく、ホームメニューから自作ソフトを起動することができるようになります。
そこで登場するのが、Wii UのHomebrew BundleフォーマットであるWUHBです。
これは、自作ソフトと追加データを1つのファイルに格納することができるものです。
これにより、配布とインストールが簡単になります。
WUHBファイルには、実行ファイル(.rpx)の他に、メタ情報(スプラッシュスクリーン、アイコン、アプリケーション名/作者名)が埋め込まれ、最大4GiBの追加ファイルを保持することが可能です。
これらの追加ファイルは、「本当の」チャンネルのように /vol/content を介してアクセスすることができます。
自作ツールチェイン wut には .wuhb ファイルを作成するためのサポートが組み込まれているので、wut のサンプルを見てみてください。

注1:.elfの自作ソフトは、技術的な制約からAromaがサポートすることはありませんし、今後もサポートすることはありません。
これらの自作アプリを使い続けるには、Tiramisuに起動する必要があります。
注意2:すべての.rpxファイルがそのまま使用できるわけではありません。
自作ソフトが独自のエクスプロイトを起動しないようにし、ProcUIループを適切に実装してください。


導入方法
下記リンクを参考にTiramisuを導入

すでにTiramisuを導入している人は次の手順から

下記リンクにアクセス
下の方のDownloadで、すべてにチェックを入れる
BASEで
Environment Loaderは必須なのでデフォルトでチェックが入っている
NanddumperはNANDのバックアップリストアができるものでTiramisuの導入の際にすでに行っているので入れても入れなくてもどちらでもよいかもしれませんが、Aroma環境でNANDを戻したい場合はチェックを入れておいた方がいいです
fw.img loaderはlinuxなどのother osを起動するのならチェックを入れる
Download Payloadsをクリックし、ダウンロード&解凍してwiiuフォルダをSDカードのルートに上書きコピー


Aromaで
Download Base Aromaをクリックしてダウンロード&解凍してwiiuフォルダをSDカードのルートに上書きコピー


Additional Plugins and Modulesでプラグインかモジュールをダウンロード可能
Bloopair
各種Bluetoothコントローラのネイティブサポート

Wiiload Plugin
ネットワーク経由で自作ソフトやプラグインを読み込むことができる

FTPiiU Plugin
バックグラウンドで動作するFTPサーバ

SDCafiine Plugin
SDCafiineを使うと、その場でファイルを置き換えてゲームを改造することができます。

Screenshot Plugin
スクリーンショットを撮れるようにするプラグイン

USB Serial logging
(開発者向け) USBシリアルロギングを有効にします。

チェックが終わったらDownload Additional Plugins and Modulesをクリックし、ダウンロード&解凍してwiiuフォルダをSDカードのルートに上書きコピー


xボタンを押しながら本体を起動
するとEnvironmentLoaderが起動するのでaromaを選択し、Yボタンを押した後Aボタンを押す
再びこの画面を表示するにはxボタンを押しながら電源を入れる
起動したいものに移動し、Yボタンを押してこれを自動起動のタイトルに設定し、Aボタンを押すと起動する
再びこの画面を開くには+ボタンを押しながら本体を起動する
このように自作ソフトのフォーワーダーを入れなくてもホームに表示されていると思います

GamePadまたはProコントローラの
L+十字キー↓+マイナス(-)
Wiiモートの場合はB+十字キー↓+マイナス(-)
でプラグイン設定メニューを開ける

ペイロードを開くにはBボタンを押しながら電源を入れる
開きたいペイロードを選択
nanddumperは下記リンクを参考にNANDのバックアップが可能
https://yyoossk.blogspot.com/2019/06/wiiunand.html
fw img loaderではlinuxを起動できる



バックアップやカスタムvcを起動するためのsigpatch導入方法
wiiu/environments/aroma/modules/setupフォルダの中に
wiiu/environments/tiramisu/modules/setupフォルダの中にある01_sigpatches.rpxファイルをコピー

バックアップやカスタムvcをインストールするための自作ソフト
wup-installer-gx2のaroma版をインストールする方法
下記リンクからwup_installer_gx2.wuhbファイルをダウンロードし、sdカードの中のwiiu/appsフォルダの中にコピー
あとは下記リンクを参考に


自作ソフトの.rpxファイルからaroma専用のWUHBを作成するツールWUHB Packager紹介



そのほかに関しては下記リンクより参照してください

コメント

  1. EnvironmentLoaderでaromaを選択するとFailed to resolve dependencies.と出てしまうのですが対処法ありませんか?

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    1. 依存関係の解決に失敗しました
      というエラーのようですが、調べても出てこなかったので分かりません

      削除
  2. こんな物を見つけました。すでに知っていたら申し訳ありません
    EnvSwap
    https://github.com/TraceEntertains/EnvSwap

    WiiUメニュー上から実行できる、AromaとTiramisu環境を再起動することなく楽に切り替えられるという代物です
    AromaでWiiUメニューから実行する際、普通に実行するとTiramisuのhomebrewに直行しますが、Bボタンを押しながら実行するとTiramisu環境でのWiiUメニューに移行します

    インストールはおそらくSDのルートに解凍したwiiuフォルダを入れるだけです
    (自分はHomebrew App Storeからインストールしたので断言はできませんが、フォルダ構成を見る限りはそう見えます)

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    1. いつも情報ありがとうございます!
      記事にしました!

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