パンドラバッテリー(Jigkick バッテリー)とは
本体に入れただけで強制的にサービスモードで起動するように変更されたバッテリー
サービスモードで起動すると、セキュリティ対策を回避し、PSPのファームウェアを書き直すことができる
このバッテリーでは本体を通常起動できないので目的が達成されたら元に戻さないといけません
もしくはバッテリーを余分に購入してパンドラバッテリー専用にする
このバッテリーはマジックメモリースティックがないと動作しません
パンドラ化できるバッテリー
Sony Slim "standard" Li-ion 1200 mAh
Sony "standard" Li-ion 1800 mAh
Sony PSP-280 2200mAh
Datel, PSP Battery 3600 mAh (X2)
Datel, PSP Battery 1800 Max Power
Datel, PSP Battery GO MAX (Model # GM1000, uses AAA batteries) note: If you remove the batteries, it resets the serial back to all 0's
パンドラ化できないバッテリー
3.6v 3600 mAh Battery Pack (Silver letters) (Model PSP-360) (Fake)
2600 mAh Mega Battery Pack (Fake)
Atomic Battery Pack 3.6V 1800mAh
Sony PSP-280 2200mAh (Fake)
Sony PSP Bloc-Battery pack 3.6v 1800 mAh
Battery 3600mAh, unknown brand, (china made model NK-RH008) (Fake)
Battery Pack, unknown brand, (lithium) 3.6v 3600 mAH (Fake)
Intec 1800 mAh Li-ion
Intec 2200 mAh
UltraLast e-Boost 3.7v 2200mAh Li-PO battery
マジックメモリースティック(MMS、Magic MemoryStick、パンドラメモリースティック)とは
パンドラバッテリーとペアリングしたときに機能する特殊なメモリースティック
256MB以上のメモリースティック Pro Duoが必要
microSDカードをメモリースティックに変換するものでも可能
マジックメモリースティックはパンドラバッテリーと違い普通にメモリースティックとして使用可能
対策機
PSP-2000のTA-085 v2以降の基板の本体ではパンドラバッテリーにできないように対策された
本体の基盤を調べたい場合は下記リンクを参考に
この記事を投稿する少し前に対策機を含むすべての本体でパンドラバッテリーのような機能を使用することが可能なBaryon Sweeperというものがリリースされました
これはバッテリーを弄るのではなく本体のバッテリー接続部分を弄ります
導入するにはリンク先を見ればわかるように色々必要なので面倒かもしれません
パンドラバッテリーは使用できなくてもすべての本体にcfwを導入する方法はありますが、ブリックした本体の修復方法はパンドラバッテリー又はBaryon Sweeperしか方法はありません
未対策機
PSP-1000からPSP-2000のTA-085 v1の本体はパンドラバッテリー作成可能
CFWの導入はPSP-1000からPSP-2000のTA-085 v2、TA-088 v1、TA-088 v2が可能
出来ること
・PSP-1000,PSP-2000のTA-085 v1以前の本体でバージョン関係なくCFWを導入することが可能
・NANDのバックアップ&リストアすることができる(ブリックした本体の修復が可能)
・flash0の破損によってブリックした本体の修復
・Idstorageの一部を修復
パンドラバッテリー作成方法またはノーマルに戻す方法
下記リンクよりファイルをダウンロード&解凍し、PSPフォルダをCFW導入済み本体のメモリースティックのルートに上書きコピーしてUltraPandora Installerを起動
Battery OptionsMake Normal Batteryでノーマルに戻す
Make Battery Pandoraでパンドラバッテリー化
マジックメモリースティック作成方法
下記リンクよりファイルをダウンロード&解凍し、EBOOT.PBPファイルが入ったVResurrection_ManagerフォルダをCFW導入済み本体のメモリースティックのPSP/GAMEフォルダの中にコピーし起動
Despertar del Cementerio 9を選択カスタムテーマを設定している場合
[設定] > [テーマ設定] > [テーマ] でテーマを標準に戻す
プラグインをすべて無効化
Despertar del Cementerioを起動
〇ボタンを押すとインストールが開始される99%でエラーが発生する場合
メモリースティックの中身をpcにバックアップし、パンドラバッテリーを作成したときに使用したUltraPandora Installerをもう一度起動してFormat Memory Stick
はいでメモリースティックをフォーマットもう一度Despertar del Cementerioを起動し、インストールを再開する
TimeMachineや他のバージョンのDespertar del Cementerioを導入していた場合は、ホットキーの設定画面が出るので、割り当てたいボタンを数秒間長押しし、○ボタンを押して終了
Hardware Infoで本体の情報を観覧
Shutdownで電源を落とす
使用方法
5.00のアップデータであるEBOOT.PBPファイルを500.PBPにリネーム
6.60のアップデータであるEBOOT.PBPファイルを660.PBPにリネーム
500.PBPと660.PBPファイルをメモリースティックのルートにコピー
作成したマジックメモリースティックを本体に挿入して、パンドラバッテリーを装着
この時、ホットキーの設定を行っている場合は、そのボタンを押しながら装着すること
インストール可能なCFW
- 3.71 M33-4
- 3.80 M33-5
- 3.90 M33-3
- 3.93 GEN-2
- 3.95 GEN-2
- 4.01 M33-2
- 5.00 M33-6
- 5.02 GEN-A
- 5.03 GEN-C
- 5.50 GEN-D3
- 6.20 PRO-C1
- 6.35 PRO-C1
- 6.37 ME-8 (PSP-2000のみ)
- 6.38 ME-3
- 6.39 ME-9.8
- 6.39 PRO-C1
- 6.60 ME-1.8
- 6.60 PRO-C1
NAND operations
Dump NANDでNANDをバックアップ
Restore NANDでNANDをリストア
Format LflashでLflashをフォーマット
IDStorage tooles
Create New IdStorageでIDStorageを新規作成
Change regionでリージョン変更
Fix MAC addressでMACアドレスを修復
Shutdownで電源を落とす
Reboot Deviceで本体を再起動
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