ニンテンドースイッチ&Vita&PS3(Dualshock3)&PS4(Dualshock4)&PS5(DualSense) コントローラーを分解せずにアナログスティックのドリフト現象(勝手に動く)を治す方法

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こちらではニンテンドースイッチ&Vita&PS3(Dualshock3)&PS4(Dualshock4)&PS5(DualSense)のコントローラーを分解せずにアナログスティックのドリフトを治す方法を紹介します
用語解説
・ドリフト現象
アナログスティックを動かしていないのにカメラやキャラクターが勝手に動く現象
とくに初代ニンテンドースイッチのジョイコンは頻繁に起こしやすく、海外で集団訴訟が起きるくらい(自分の場合、発売日に購入したジョイコンで、2、3回しか使用しておらず安全に保管していたものでも起こりました)
これは欠陥品としか言いようがないです
計画的陳腐化の慣行とも言われ、正直ソニータイマー並みに酷い
手っ取り早いのはアナログスティック自体をドリフト現象が起きづらい、ホールセンサータイプのものと交換する

・キャリブレーション
コントローラーの動作や入力を調整
これにより、ドリフト現象を修正できる可能性がある
しかし、こちらで紹介するものはキャリブレーション結果をコントローラー内に保存できるものにしか対応していない(エミュレーターなどはおそらくPC内に保存している)


PCとコントローラーをデータ転送対応のUSBケーブルで接続し、ドリフト問題をプログラム的に修復(根本の原因は解消されないため、その場しのぎになる)
この記事を投稿した2025/02/23付けではPS4(Dualshock4)&PS5(DualSense)のみに対応
今後、他のコントローラーにも対応するかは不明

WebHID APIという技術を用いているため、Google Chrome ブラウザでの利用を推奨

下記リンクにアクセス
DualShock Calibration GUI
コントローラーをデータ転送対応のUSBケーブルでPCと接続しておく
注意事項が表示される
・このサービスは保証なしで提供されています。
・ご自身の責任においてご利用ください。
・コントローラーの内蔵バッテリーを接続し、十分に充電しておいてください。
・操作中にバッテリーが切れると、コントローラーが損傷し、使用できなくなります。
・恒久的なキャリブレーションを行う前に、一時的なキャリブレーションを行い、すべてが正常に動作していることを確認してください。
とのことで、何が起きても全て自己責任
よければUnderstoodをクリック
Connectをクリック
このようなダイアログが表示されるので、コントローラーの名前をクリックし、接続をクリック
画像の場合、右アナログスティックの点が、中央から右斜め後ろに下がっている事が分かる
スティック中央をキャリブレーションをクリック
するとこのようなダイアログが表示される
途中で中断するとコントローラーに不具合が起きる可能性があるので何が起きても全て自己責任
よければ開始をクリックするとステップ1から4までアナログスティックを順番に操作するように指示されるので、完了のページが表示されるまで行う
丸が中央に戻っていれば成功
次のステップへ
円形を調整にチェックを入れる
もし画像のように表示された色の範囲が円ではなく、いびつならば、スティック範囲をキャリブレーションをクリック
このようなダイアログが出てきたら、他のボタンを押したり、マウス操作せずに、左右のアナログスティックを一つずつ、円を描くように普通の力で2、3回ほど回して、完了をクリック
この操作を何回も行ったところでこれ以上改善されることはないようです
改善具合はスティックの性能からくるとのこと
もし、自分でスティックを交換する場合でも試してみた方がよいかもしれません
設定が終わったら必ず
緑の
Save change permanently
をクリックした後に
赤の
Reboot controller
をクリック
これでコントローラーをPCから取り外しても大丈夫です


自分で行う
必要なもの
・エアダスター

ゲオや家電量販店にも売ってる

・接点復活剤スプレー
エアダスターと先がとがったもので掃除しただけで復活する場合もあるが、レトロゲームのカセットや読み込み場所、SDカードリーダーやイヤホンジャックなどの接続不良を解消する際にも使用できるので、買っておいても損はないかもしれません
アマゾン
地元では見たことがない気がしますが、もしかするとホームセンターや町の電気パーツ店などで売ってるかも

・ティッシュ
・先がとがったもの(つまようじや三角オーブナーなど)


前準備
プロテクターなどを装着しているなら外しておく
Vitaの場合先に適当な紙とセロハンテープで画面を簡易的に保護しておく


清掃
目に見える範囲のごみを先がとがったもの(つまようじや三角オーブナーなど)で取る
この際にスティックの表面に傷がつかない程度の力でやるように
また、取ったごみが本体の中に入り込まないように本体を逆さにして行った方がよい
アナログスティックと本体の間にエアダスターの先端を入れて、勢いよく吹きかけて細かいゴミを飛ばす
もしかすると本体のさらに奥に入り込み、ショートや帯電などの原因となり、最悪故障ということは全くのゼロではないので何が起きても全て自己責任
エアダスターはしっかり振って、何もない場所で噴射して、液体が出ていないか確認してから使用すること
まれに、使用していない場合に、最初液体が出てくることもあるようです

ここで一度動作チェックを行い、ドリフト現象が治っているか確認
治っていなければ、接点復活スプレーを使用
ティッシュを使いながら、他の部分に塗布しないように行う
やりすぎると液漏れし、本体の故障に繋がる可能性があるので、適量慎重に行うこと
何が起きても全て自己責任
勇気がない人は行う前に動作チェックを行い、ドリフト現象が治っているか確認し、治っていなければ修理を行う


動作チェックを行い、ドリフト現象が治っているか確認し、治っていない場合は
公式に修理を出す
まだ公式が修理を受け付けているなら修理に出すのもよし

公式が修理を受け付けていないもの
・ネットの修理屋に頼む
もし、やりとりしてホールセンサー式のスティックと交換してもらえるなら交渉してもよいかも
利用したことはないが、口コミを見る限りでは評判がよく、Youtubeのチャンネルで修理動画をアップロードしており、自分はこの店しか知りません
動画を見た限りでは相当プロ
様々なものを修理してくれる
この記事を投稿した時点ではまだサービスは復活していないが、スイッチのジョイコンやプロコンのアナログスティックのホールセンサー化やレトロゲーム携帯機のバッテリー化やips液晶化、usbに変えるなどのカスタマイズを行ってくれる

自分で交換用のアナログスティックを通販で探して購入し、分解して交換を行う
この場合は精密ドライバーや、ものによっては特殊ドライバー、三角オーブナーなども必要となってくる上、故障のリスクや補償対象外になる可能性もあるので、自信のある人にだけお勧めする
交換用パーツは、あればドリフト現象が起きにくいホールセンサータイプのものを購入
アマゾンや楽天などでも売っている
様々な修理部品が出店されている中華が運営するアマゾンのような通販サイトでも購入が可能
AliExpressに限ったことではないが、通販サイトは詐欺があったり、不良品をつかまされる場合が多いので、ショップの評価やコメントをよく確認してから購入すること
自分は実際にアマゾンで評価はよくても不良品をつかまされたり、AliExpressで詐欺に合ったことがあります
しかし、このブログで紹介してきたAliExpressやアマゾンのリンクの商品は実際に使えるものだったので、全てが悪ではありませんが、通販に慣れていない方は注意した方がいいです
特にSDカードやバッテリーはどこの通販でも容量偽装が蔓延っています

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