ニンテンドースイッチ sigpatch要らずのsysモジュールsys-patch紹介

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ニンテンドースイッチでsigpatch要らずのsysモジュールsys-patchを紹介します

sys-patchとは
これまではバックアップ起動はsigpatchに依存してきました
毎回作成しないといけない(Atmopack-vanilaは同梱済)上、そのsigpatchを使うにはキーが必要で、そのキーを抜き取るペイロードがテイクダウンされたのは記憶に新しいと思います(亜種は出てきてるのと、いくつか生き残る可能性もないことはないが、消される可能性大)
sigpatch自体もさらに以前にテイクダウンされていました
なのでsigpatch自体、怪しいものとアメリカでは認定されています(日本では動きがありません)
なのでsigpatch入りのAtmopack-vanilaも今後同梱し続けるという保証、テイクダウンされないという保証はないと思います

ですのでバックアップ起動のみの目的の人には大変煩わしい事態となりました

sys-patchは、起動時にSwitch上で動作し、SwitchのファームウェアのFSとES、およびAtmosphereのローダーに自動的にパッチを当て、sigpatchに頼らなくても同じ効果を与えるsysモジュールなので、今後その煩わしさから抜け出すことが可能です
自動的にパッチを適用し、代わりに実際のコード/データパターンに依存してパッチを適用するため、非常に少ないメンテナンスとアップデートで済むという大きなメリットがあります
また、sys-patchはログを出力し、どのパッチが適用されたか、どのパッチが失敗したか、その他の有用なデータを確認することができます
手動でログを読むこともできますし、オーバーレイを使用して設定を変更することも可能

しかし、このsys-patchは特定のファームウェアやAtmosphereアップデートでこのデータの一部が変更されれば更新の必要はあるのと、もしAtmosphere側が対策すれば使用できなくなる可能性はありますが、おそらく大丈夫な気はします
その上、sys-patchの開発者は活発なので、更新はされ続けるとは思います
もし停止したとしても、後継者は現れると思います

TotalJustice氏の発言
sys-patchの利点は、何か大きな問題が発生したときだけ更新が必要なことです。
前回これが起こったのはFW15.0.0でした。
sys-patch の現在の機能と能力にもかかわらず、sigpatches の完全な代替品としないことを推奨します。
なぜなら、sigpatcheは、あるアップデートで sys-patch との互換性が失われた場合の予備としてまだ使用することができます(適切にアップデートされるまでは)。

導入方法
下記リンクよりファイルをダウンロード&解凍
sys-patch-no-overlay.zipはオーバーレイを使用しないバージョン
sys-patch.zipはオーバーレイを使用するバージョン
どちらかを選んでください

オーバーレイを使用しない場合
atmosphereフォルダをSDカードの上書き保存するだけ

オーバーレイを使用する場合
こちらはオーバーレイ自体も本体の更新で起動しない場合更新待ちになりますので注意
ですが、画面上に映し出されるので大変便利
atmosphereとswitchを上書き保存
下記リンクを参考にオーバーレイを導入し、sys-patchを選択
Optionsで有効にするかどうか設定可能
Patch SysMMCは普通にCFWを起動する場合
Patch Sys EmuMMCはEmuNANDで起動する場合
にOnで有効、Offで無効

Log:なんたらではパッチの状況が分かる
Patchedは有効になっている
Unpatchedは無効になっている

共通
先に一度を起動
SDカードの中のconfig/sys-patch/config.iniを開く
[options]
patch_sysmmc=1 ; 1=(default) patch sysmmc, 0=don't patch sysmmc
patch_emummc=1 ; 1=(default) patch emummc, 0=don't patch emummc
logging=1      ; 1=(default) output /config/sys-patch/log.ini 0=no log
version_skip=1 ; 1=(default) skips out of date patterns, 0=search all patterns

デフォルトではすべて有効で1になっている
無効にする場合は0に変更する必要がある
例えばpatch_sysmmc=1ならpatch_sysmmc=0に変更

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