ゲームボーイ&ゲームボーイカラー ロックマンワールド2をフルカラー化するパッチ紹介

記事の方法を試す前や質問をするまえに必ず下記リンクを見てからにしてください!
このブログについて
http://yyoossk.blogspot.jp/1970/11/blog-post_24.html


こちらではゲームボーイのロックマンワールド2をフルカラー化するパッチを紹介します
ロックマンワールド2 フルカラー化パッチ バナー

ゲームボーイ『ロックマンワールド2』(1991年・カプコン、日本版)を、ゲームボーイカラーでフルカラー表示にするパッチです。海外版『Mega Man II』向けに公開されているフルカラー化パッチ(Mega Man World II GBC v1.01)の仕組みと色を日本版へ移植したもので、タイトルロゴは日本版の「ROCKMAN WORLD 2」のまま、色は海外版パッチと同じになります。

ROM そのものは配布していません。ご自身で手持ちのソフトから吸い出したROMに、IPSパッチを当てて遊んでください。

⚠ バグ報告の前に確認してください
・チートを使っていないか(チートを使うと、絵や動きがおかしくなることがあります)
・パッチを当てる前のROMのCRC32が、下の表の値と同じか(違う吸い出し方のROMには当たりません)
・古いパッチのときのエミュレーターの途中セーブ(ステートセーブ)を使っていないか(新しいパッチでは、パスワードから続けてください)
バグ報告をするときは、次の形で書いてください
1. パッチのファイル名とバージョン(例:ロックマンワールド2 フルカラー化 v1.1.ips、v1.1)
2. 使ったエミュレーターや実機の名前(例:mGBA、SameBoy、ゲームボーイカラー実機など)
3. バグの詳しい内容と画像(どこで・何をしたら・どうなったか。画面の画像や動画もつけてください)

画面の比較

左が原作(モノクロ)、右がフルカラー化後です。

タイトル画面の比較
クラッシュマンステージの比較
メタルマンステージの比較
ウッドマンステージの比較
エアーマンステージの比較
パスワード画面の比較
ワイリーステージの比較
ワイリーステージ(宇宙)の比較

そのほかの画面

ステージセレクト、ボス紹介、ハードマン・トップマン・マグネットマン・ニードルマンのステージ、ポーズ画面、ラッシュジェットです。

フルカラー化したいろいろな画面

武器ごとに、ロックマンの色と武器のアイコンが変わります(ロックバスター、トップスピン、リーフシールド、クラッシュボム、ハードナックル、サクガーン、ラッシュコイル、ラッシュジェット、エアーシューター、メタルブレード、ニードルキャノン、マグネットミサイル)。

武器ごとのロックマンの色

このパッチについて

  • 色は海外版フルカラーパッチ(Mega Man World II GBC v1.01)の値をそのまま使っています。ステージのタイルごとの色、キャラクターや敵ごとの色、武器ごとのロックマンの色とアイコン、場面ごとのパレット切り替えも海外版と同じです。
  • タイトル画面に「MODE」の行を足しました。カーソルを合わせて A ボタン(または START・十字キー左右)で「NORMAL」と「BEGINNER」を切り替えます。BEGINNER(ビギナーモード)では、敵や敵の弾から受けるダメージが半分になります。トゲや穴など一撃でやられるものはそのままです。設定はカートリッジの RAM に保存されるので、電源を切っても残ります。NORMAL では、これまでの版と同じです。カーソルは十字キーの上下で動かします(SELECT ボタンは、海外版パッチと同じく曲の切り替えに使います)。
  • 海外版パッチの追加要素もそのまま入っています。タイトル画面でSELECTボタンを押すと、アレンジ版の曲(REMIX)と原作の曲(CLASSIC)を切り替えられます。ほかに、ステージのアニメーションの追加、ポーズ画面と武器アイコンの作り直し、ラスボスの絵の描き直しなどがあります。
  • タイトル画面は、日本版のロゴ(ROCKMAN WORLD 2)の文字の形のまま、海外版パッチのロゴと同じ色の付け方(ROCKMAN は青・水色・白の横じまで、後ろに赤い帯、WORLD 2 は黄色からオレンジ、影は赤)になるように塗り直しています。ロゴが光る演出の色も合わせています。
  • 日本版と海外版で違うところ(タイトルロゴ、「©CAPCOM 1991」の位置、ROMの中のタイトル名)は、日本版のままにしています。
  • 海外版パッチに残っていた表示の不具合も直しています(くわしくは下の「直した不具合」)。
  • パッチを当てるとROMは512KB(MBC5)になります。色の情報をカートリッジのRAMに置くので、エミュレーターによってはセーブファイル(.sav)が作られます。セーブファイルには曲の設定(REMIX/CLASSIC)とMODEの設定だけが入り、ゲームの進み方には関係ありません。続きからはこれまで通りパスワードで遊べます。
  • エミュレーターの途中セーブ(ステートセーブ)について:古い版のパッチで作った途中セーブを、新しい版のパッチで読み込むと、画面が崩れたり止まったりすることがあります。新しいパッチでは古い途中セーブを使わなければ大丈夫です。パスワードは版が変わってもそのまま使えるので、そこから続けてください。
  • ゲームボーイカラー専用です。初代ゲームボーイ・ゲームボーイポケットでは動きません(海外版パッチと同じ)。ゲームボーイアドバンスでは動きます。

直した不具合

  • ボス紹介画面の一番上に、ステージセレクト画面の絵や文字の切れ端が残る不具合(海外版パッチの説明書に書かれている、ロボットマスター選択で1列おかしく表示される不具合)。
  • ポーズ画面を開くとき・閉じるときに、ロックマンが消えたり、体の一部がちらついたりする不具合(海外版パッチの説明書に書かれている不具合)。原作と同じように、メニューに隠れるまでロックマンが見えるようになりました。
  • ラッシュジェット・ラッシュコイルが、ロックマンより奥に表示される不具合(海外版パッチの説明書に書かれている不具合)。原作と同じ重なり方になるようにしました。
  • ステージセレクトの画面で、画面の一番上や途中の色が一瞬ずれる不具合(海外版パッチの不具合)。
  • 画面の切り替わり、ポーズ画面、武器の切り替えのときに、画面の書き換えが間に合わず、画面の上のほうが1コマ遅れて表示されたり、書き換えが抜けたりすることがある不具合(海外版パッチの不具合)。色やタイルの書き込みを速くして、原作と同じタイミングで書き換わるようにしました。
  • ステージを選んだ直後に、使われないデータが余計に書き込まれて、処理が一瞬遅れる不具合(原作にもある不具合)。

遊び方(パッチの当て方)

手順1 パッチをダウンロードする
次のどちらかから ロックマンワールド2 フルカラー化パッチ v1.1.zip をダウンロードします(中身は同じです)。
・GitHub(Releases)
・Google ドライブ
zip の中は ロックマンワールド2 フルカラー化パッチ/ロックマンワールド2 フルカラー化 v1.1.ips です。
手順2 手持ちのソフトからROMを吸い出す
『ロックマンワールド2』(日本版)のROMをご自身で吸い出します。
→ ゲームソフト吸出し(バックアップ)方法まとめ
手順3 吸い出したROMのCRC32を確かめる
吸い出したROMが CRC32 C34D265E(262,144 バイト(256KB))か確かめます。ROM Checker にドラッグ&ドロップするだけです。値が違うときは、吸い出し直してください。
→ CRC32の確認方法(ROM Checker)
手順4 WinIPS でパッチを当てる
Windows なら WinIPS が簡単です。WinIPS を起動して「IPSパッチ」を選び、手順1の IPS ファイルと手順2で吸い出したROMを選んで「適用」を押すと、パッチを当てたファイルができます(IPS ファイルと同じ場所に、IPS ファイルと同じ名前で作られます)。
→ ハックロム(改造ポケモン等)を作成できるWinIPS紹介
ほかに Floating IPS、Lunar IPS、Rom Patcher JS(ブラウザで使えます)などでも当てられます。
できたファイルの拡張子は .gbc にしておくと、ゲームボーイカラー用として確実に認識されます。
手順5 当てた後のROMのCRC32を確かめる
手順3と同じ方法で調べて、CRC32 9D265637(524,288 バイト(512KB))なら成功です。
手順6 遊ぶ
ゲームボーイカラーに対応したエミュレーター(mGBA、SameBoy など)や、ゲームボーイカラー/アドバンス実機(フラッシュカートリッジ)で遊べます。
新しい版のパッチに入れ替えたときは、エミュレーターの途中セーブ(ステートセーブ)は使わず、パスワードから続けてください(古い途中セーブを使わなければ大丈夫です)。

確認用の値

ファイルCRC32SHA-1サイズ
原作ROM(パッチを当てる前)
Rockman World 2 (Japan)
C34D265E5d35baa2fadd07796ed8b441f82ed5b136a999c7262,144 バイト(256KB)
パッチを当てた後(v1.1)9D265637d4e0dbc49bd567b92c1a49f4a83a717163d9e153524,288 バイト(512KB)

対応している版

  • 対応しているのは日本版『ロックマンワールド2』(カプコン、1991年12月20日発売)です。ROMのバージョン番号は 0 で、ROMのデータベース(No-Intro)に登録されている日本版はこの1つだけです。後期版(Rev 1)は見つかっていません。
  • 海外版『Mega Man II』(ゲームボーイ版)や、ほかのパッチを当てたROMには使えません。

確認できている範囲と、わかっている制限

  • 確認済み:タイトル(ロゴが光る演出、SELECTでの曲の切り替え、MODEの切り替えと電源を切った後の設定の保存)、ビギナーモードでのダメージ(NORMALはこれまでの版と同じダメージ、BEGINNERは半分)、ステージセレクト、ボス紹介、8つのステージとワイリーステージ2つの序盤、ポーズ画面と全部の武器・ラッシュの色、ラッシュコイル・ラッシュジェット、パスワード、やられたときのやり直し。
  • 原作と画面を並べて比べ、色以外(絵の配置・文字)が同じで、文字化けがないことを確かめました。全ステージの読み込み直後のタイル・色・色の割り当て表と、武器ごとの色は、海外版パッチと同じです。
  • ボス戦、武器を手に入れたときの画面、ワイリーとの戦い、エンディング、ゲームオーバーは、通しで遊んでいません。仕組みは同じ処理なので色が付きますが、色がおかしい場面があれば、上の形で報告してください。
  • ラッシュとロックマンの重なり方は、ラッシュ全体とロックマン全体の位置で決めているので、重なり具合によっては原作と数ドット違うことがあります。
  • 画面の切り替わりで一瞬白くなったり黒くなったりするのは、原作と同じ動きです。敵が多いときにキャラクターがちらつくのも、原作と同じです。
  • 初代ゲームボーイでは動きません(ゲームボーイカラー専用)。

クレジット

  • 海外版フルカラー化パッチ「Mega Man World II GBC」v1.01(ハック・色:SpecialAgentApe さん/アレンジ版の曲:forple さん/ワイリーの絵:Kensuyjin33 さん/協力:marc_max さん、GB colorization discord group)。本パッチはこの仕組みと色データを日本版に移植したものです。
  • 原作:『ロックマンワールド2』 © CAPCOM 1991

更新履歴

  • v1.1(2026年10月26日):タイトル画面にビギナーモード(MODE BEGINNER)を追加。敵から受けるダメージが半分になります。
  • v1.0(2026年10月24日):公開。海外版フルカラー化パッチ(v1.01)を日本版へ移植。タイトル画面のロゴを、日本版ロゴの文字の形のまま、海外版パッチと同じ色の付け方で塗り直しました。海外版パッチの説明書に書かれていた3つの不具合(ボス紹介画面の切れ端、ポーズ画面でのちらつき、ラッシュの重なり)と、画面の書き換えが間に合わない不具合を修正。

コメント