ニンテンドースイッチ&ニンテンドースイッチ2 ハックシーンの主軸であったCFWの開発者SciresM氏の引退と今後について

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SciresM氏は3DSの時代から登場
3DSではBoot9strapとよばれる、現在でも主流の本体を改造するものを開発
フラッシュカートと磁石を用いてソフト的にブリックした本体を修復または改造をするMagnethaxを開発
スイッチではhactool、自作ソフト開発に使われるlibnxライブラリの開発、そしてCFWのAtmosphereとカスタムカーネルの開発
ポケモンではセーブデータ改造ツールのPKHex、データマイニングなど
これだけ見ても彼の功績には凄まじいものがあります


そんな彼がハックシーンからの完全引退を表明しました
皆さんへ
この度、公的なハッキング活動からの引退を考えていることをお知らせします。
過去8年半にわたり、Atmosphere(およびSwitchでの活動)は私にとって大きな情熱を注いだ仕事であり、人生の多くの時間をこの活動に捧げられたことを光栄に思っています。
とはいえ、私も年を重ねています。
これに割ける時間は減り、責任は増え、私生活も変化しています。
特に近い将来に子供を持ちたいと考えているため、趣味のプロジェクトに費やせる時間を再評価する必要があると考えています。
私は中途半端な努力はしたくない性格です。
完全な引退に至らない限り、実際に費やす時間に変化は生じないだろうと考えています。
これほど多くの才能ある方々(長年にわたり親しい友人となった方々も多数)と仕事できたことに心から感謝しています。
そして、私が人生の次の段階へ移行しようとする中、皆様のご理解に深く感謝いたします。
愛を込めて、
SciresM


開発者の引退というのは過去にも色々なハードでありました
大半は開発者同士の対立やコミュニティへの疲弊など後ろ向きな理由が多かったです
しかし、SciresM氏は今後の私生活、未来のためにハックシーンを去るという理由で、携わってきたことに感謝までしています

SciresM氏は一流の開発者のチームを率い、複雑化するファームウェア、新しいアップデート、および公式の絶え間ない対策との戦い、互換性を維持してきました
新しい仕様に対して打開策をとり、さらにバグ修正までしていました
大海原を航行する船の船長のように、常にスイッチのハックシーンの先頭に立ち、導いてきた中枢となる大事な役割を担っていました
CFWのAtmosphereの将来については現時点で公式発表はありません
リポジトリは引き続きオープンであり、チームには有能な解析者が他にも参加しているため、ペースは異なるものの、継続される可能性は十分あります
しかし、これほどスイッチのシステム、セキュリティを理解し、CFWを開発していた重要人物が抜ける事は大きな痛手となります
今後、本体の最新バージョンがリリースされた場合、今までのようにすぐに対応版が出るとは限りません
それに、バグ修正や仕様の変更に伴う対策なども今までのように進む保証もなく、完成度の高いものがリリースされる保証もありません
新しいバージョンがリリースされてもすぐにアップデートせず、しばらくはCFWの進展具合を様子見した方がいいでしょう

そして気になるのはやはり初代スイッチの対策機と、スイッチ2の改造について
ベテランのSciresM氏が抜ける事により、解析はさらに難航するかもしれません
PS4、PS5のように何年も経ってからようやくできるようになるか、そもそも難しいといった最悪な結果も予想されます

彼の引退について衝撃を受け、落胆する方はおそらく多いとは思いますが、前向きでとてもよい理由での引退なので、感謝はしても批判する事はありえません
我々ユーザーはSciresM氏の新たな人生の門出を祝い、これまでの功績を称え、送り出すことしかできないでしょう

彼に幸あれ

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