PCエンジンmini 中に入っているゲームを抽出&任意のゲームを追加(改造)する方法(Project-Chronos)

記事の方法を試す前や質問をするまえに必ず下記リンクを見てからにしてください!
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こちらではPCエンジンminiの本体の中に入っているゲームを抽出&任意のゲームを追加(改造)する方法(Project-Chronos)を紹介します
改造にはリスクが伴います
チップ不足とコロナ禍による製造停止のため、固有の設計上の欠陥があります
そのため、どれだけ注意していても、何をしても、コントローラーを刺すUSBポートはいつでも機能しなくなる可能性があります
内部ストレージの破損、ブリック、その他予期せぬ症状が発生する可能性があります
何が起きても全て自己責任

下記リンクより.NETをダウンロード&インストール

下記リンクよりclassic_driver.exeファイルをダウンロード&起動し、処理が完了して画面が自動で閉じるのを待つ

下記リンクよりChronos-バージョン.zipファイルをダウンロード&解凍

PCエンジンminiとPCを接続
自分の場合は最初はUSBポートが原因でうまくいきませんでした
延長のusbを使用していましたが本体直付けで試したところ成功しました
電源供給に問題があったようです
このような電源供給付きのOTGケーブルを使用してもよいかも
アマゾン
できない場合はあきらめず色々試してみてください
データ転送可能なMicro USB Type-Bケーブルを本体の裏面の電源のところとPCに接続し、起動

setup.batを起動
2を押してエンター
リカバリーモードに入るための処理が開始される
処理が終わるとConsole in recovery(FTP)の部分が黄緑色に変化していると成功
3を押してエンター
するとNANDのバックアップが開始される
バックアップされたNANDファイルはBACKUPフォルダの中に保存されるので大事な場所にコピーしておく
Full Dump
Partitions dumped : 1 2 5 6 7 8 9 10
が黄緑色になったら成功
4を押してエンター
するとNANDのバックアップからファイルを展開する

PCエンジンminiの中に入っているゲームがgame/system/romsフォルダの中に保存される
CDはpcd形式でBIOSと一緒に暗号化されているようです
下記リンクを参考にエミュレーターで起動可能なものに変換&BIOS吸出し
https://yyoossk.blogspot.com/2024/11/pcminicd-rom2super-cd-rom2bios.html
pceタイトル
THE 功夫
邪聖剣ネクロマンサー
ギャラガ'88
ファンタジーゾーン
ドラゴンスピリット
あっぱれ!ゲートボール
ネクタリス ハドソン
ダンジョンエクスプローラー
ニュートピア
PC原人
源平討魔伝 ナムコ
スーパーダライアス
スプラッターハウス
スーパースターソルジャー
大魔界村
ワルキューレの伝説
オルディネス
ニュートピアII
グラディウス
スーパー桃太郎電鉄II
忍者龍剣伝
ボンバーマン'94


任意のゲームを追加する場合
フラッシュメモリが必要
一人プレイしかしない場合は必要ありませんが、二人プレイする場合はOTGケーブルが必要

又は下記画像のようなもの

USBから任意のゲームを読み込ませるために、本体を改造する
9を押してエンター
処理が終わったら成功
0を押してエンターで終了

下記リンクを参考にゲームをバックアップし、ファイル名を半角英数字に変更

フラッシュメモリはFAT32形式でフォーマット
フラッシュメモリによっては認識しないものがあったので注意
認識しなかった場合は他のフラッシュメモリで確認してみる事
32GBを超えるものはFAT32に対応していないため、MiniTool Partition Wizardを使用してFAT32形式でフォーマット
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/partwizhome/
又は
ダウンロードした実行ファイル(自己解凍)を起動するとデスクトップに「iohddfmt231」フォルダが生成されます
HDDFMT.exeを起動
違うものを誤って選択するとデータが吹き飛びます
自分の場合は、大切なデータを保存していたhddが吹き飛び、自力で復旧しても、破損データばかり
必ずドライブレターを確認してから行ってください!
何が起きても全て自己責任です
業者にhddのデータ復旧頼んでも100%ではないかもしれない上、何万もとられます

フラッシュメモリにgameフォルダとtoolsフォルダとProjectChronosEditor.exeファイルをコピーし、ProjectChronosEditor.exeファイルを起動
もし起動しなければ、下記リンクより
起動しない場合(ProjectChronosEditor).bat
ファイルをダウンロードし、フラッシュメモリの中にコピーし、起動
Language for titlesをEnglishからJapaneseに変更
左にゲームの一覧が表示される
ゲームを追加したい場合は左下のAdd Gameをクリック
ゲームを削除したい場合は右下のDelete gameをクリック
既に追加されているゲームを編集するには中央下側のマスコットのアイコンをクリック
※最初から収録されているタイトルのカバーアートは直接編集することはできない
変更するには、一度ゲームを削除し、Add Gameをクリックし、Add Gameでゲームデータを再追加し、ボックスアートを選択してライブラリに再度追加すること
・lineupはPC Engine(PCエンジン)かTG16(ターボグラフィックス16)か選択
・title name ENは英語のタイトル名を半角英数字で入力
・title name JPは日本語のタイトル名を入力
・platformは以下から選択する(ここで選択を誤るとエラーで起動できない)
TG16 - PCEngine/CoreGrafx/TurboGrafx Hucard .pce ファイル
TG16CD - 非スーパーCD .pcd ファイル
TG16CD-Super - スーパーCD .pcd ファイル
TG16CD-Arcade - アーケード スーパーCD .pcd ファイル
SuperGrafx - PCエンジン スーパーグラフィックス .pce
・boxcolorはジャケットが白か黒か
・title buttonはタイトル バナーの左側にあるバッジを変更
・Number of Playersはプレイヤー数 - ミニ フロントエンドのタイトル バナーの下に表示されるコントローラー アイコンのシリーズを変更します。
・Rom Pathはゲームのデータが保存される場所
・Import .pce / .cueはゲームを追加する場合.pce又は.cue ファイルを指定( .bin/.cue CD イメージ は .pcd ファイルに変換される)
・右側のDrag & drop 240 x 240 .png RGBA file hereにゲームのカバー画像である240 x 240 のサイズの.png形式の画像ファイルを直接ドラッグ&ドロップ
BGRをBGRAに変換
カバーアート画像集
設定が完了したらAddをクリック
処理が完了するとこのように追加される
一人プレイしかしない場合は本体の全面にあるUSBポートの下側(2P)にフラッシュメモリを接続
二人プレイする場合はフラッシュメモリをOTGケーブルを使用して本体の後方の電源のマイクロBのUSBポートにOTGケーブルを使用してフラッシュメモリを接続し、起動
するとこのようにフラッシュメモリを読み込む画面が表示され、読み込みが終わるまでブラックアウトしたまま
起動してフラッシュメモリが無事に読み込まれたらゲームが追加されているはず
フラッシュメモリによっては認識しないものがあったので注意
認識しなかった場合は他のフラッシュメモリで確認してみる事
ゲームが正常に起動したら成功
画像のように004 - PLEASE SHUTDOWNと表示されたらゲームのバックアップファイルが破損していたか、もしくはゲーム追加時のplatformの設定が誤っている
・TG16 - PCEngine/CoreGrafx/TurboGrafx Hucard .pce ファイル
・TG16CD - 非スーパーCD .pcd ファイル
・TG16CD-Super - スーパーCD .pcd ファイル
・TG16CD-Arcade - アーケード スーパーCD .pcd ファイル
・SuperGrafx - PCエンジン スーパーグラフィックス .pce
その場合は中央下側のマスコットのアイコンをクリックし、再設定し、Saveをクリック

コメント

  1. カバーアートはBGRAにコンバートしなくてもpngをそのまま使えばいいと思います。

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